ムロツヨシ、恩人である柄本明との共演を果たして感慨深げに「ここまで来たな」

俳優のムロツヨシが22日、都内で行われた映画『身代わり忠臣蔵』公開記念舞台あいさつに登壇した。

公開記念舞台あいさつに登壇したムロツヨシ【写真:ENCOUNT編集部】
公開記念舞台あいさつに登壇したムロツヨシ【写真:ENCOUNT編集部】

映画『身代わり忠臣蔵』公開記念舞台あいさつ

 俳優のムロツヨシが22日、都内で行われた映画『身代わり忠臣蔵』公開記念舞台あいさつに登壇した。

 本作は、土橋章宏の同名小説を実写映画化。日本中で誰もが知る「忠臣蔵」をベースに、上野介(ムロ)が赤穂浪士に斬られてしまったことによってピンチに陥ってしまった吉良家が、一族のピンチを切り抜けるために、上野介にそっくりな弟の坊主・孝証(ムロが二役)を身代わりにして、幕府をだますミッションが繰り広げられる様を描く。

 大きな拍手に迎えられステージに登壇したムロは、「今日は初めてスウェーデンのスーツです」と衣装を見せびらかして笑顔。「着たとたんいいなと思ったらスウェーデン。着たことありますか? 似合っているなと思うとうれしくなって、そんな舞台あいさつです」と軽快なトークで盛り上げた。

 イベントは、作品を見終えたばかりの来場者やSNSで募集した質問に答える形で進行。

「柄本明さんと共演されて、どんな気持ちでしたか?」という質問には、「柄本さんが主催する劇団に研究生でいたことがあり、柄本さんの授業を受けたことがあった。そのおかげで影響があって、逆に影響を受けすぎるというか、そこにいるのをやめて、柄本さんと共演するまで頑張ろうという口に出さない目標があった」と告白。「さすがに緊張はしたんですけど、この方の前で自分の芝居ができるようになったと目標が達成できた。芝居のこと、感想は聞かず、待ち時間も目の前に立たせていただいて、お互いせりふを返して言ったり、役者だけのテストを繰り返したのが印象に残っています」と恩人との共演を振り返り、「緊張はしましたが、ここまで来たな。こっからだなという思いを描きながらお芝居していました」と感慨深げに語った。

 女性ファンからは「無敵だ! と叫んでください」というリクエストも飛び出し、ムロはかっこよく決めて「オレは無敵だ!」と叫び、黄色い歓声を浴びていた。

トップページに戻る

あなたの“気になる”を教えてください