大島優子、実写吹替初挑戦は「自分の声を2時間聞くのは苦痛」 オファーに「こんな私でいいんですか!?」

元AKB48で俳優の大島優子が21日、都内で行われた映画『マダム・ウェブ』(2月23日公開)の日本語吹替版プレミア上映ナイトに出席。実写吹替初挑戦について「自分の声を2時間聞くのは苦痛(笑)」などと語った。

イベントに登場した大島優子【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した大島優子【写真:ENCOUNT編集部】

映画『マダム・ウェブ』日本語吹替版プレミア上映ナイトに出席

 元AKB48で俳優の大島優子が21日、都内で行われた映画『マダム・ウェブ』(2月23日公開)の日本語吹替版プレミア上映ナイトに出席。実写吹替初挑戦について「自分の声を2時間聞くのは苦痛(笑)」などと語った。

 同作は、マーベルの最新作にして、初の本格ミステリー・サスペンス。ある事故をきっかけに未来が見えるようになったキャシー(マダム・ウェブ/大島)は、偶然に出会った3人の少女が黒いマスクの男に殺されるという悪夢のようなビジョンを見てしまい、3人を助けることを決意する。少女たちに隠された「重要な使命」を知るのは世界でたった1人キャシーだけ。最悪の未来を見たことから物語が予想もつかない方向へ動き出していく……、というストーリーが展開される。

 実写吹替初挑戦の大島は、ひざ上丈の真っ赤なワンピースで登場。オファーを受けた当時を振り返って「本当にマーベル作品がすごく好きで見ていた。飛び跳ねるほどうれしかった」と述懐。「同時にプレッシャーがすごくて(笑)、好きな世界観だからこそ、この作品で自分が吹替をやる、自分の声を吹き込むというのは……『いいんですか!?』という風に思ってしまった。『こんな私でやっていいんですか!?』と思って、日々プレッシャーと戦いながらやっておりました」と話した。

 実際に吹替の作業に取り組んで「本職は自分の生身で、セリフを自分の中に入れて芝居をする。自分の表情で芝居をする。実際にすでに芝居をされている方のところに声を吹き込むのが、普段やってる仕事よりも制限というものがあって、イマジネーションがもっともっと必要な作業だった。これを本職としてやられているプロの声優さんたちはすごいなと思った」と述べた。

 登場人物が寝っ転がるシーンは「ちょっとわがままを言わせてもらって、マイクを下に向けて、実際に寝転がってやらせてもらったりしました」と言い、「私は(声優業が)もう分からないし、できないから、もう本当にわがままを言わせてもらって、やらせていただきました」と苦労を明かした。

 最終的にでき上がった本編映像を見て「正直な話、自分の声を2時間聞くって苦痛ですよね(笑)。本当にそうなんですよ!」と訴えた。

 横で聞いていた潘めぐみが「気持ちわかります! デビュー当時とかは、本当に特に自分もそう思った時期があります」と同調すると、大島は「デビューなんですよ……!」と白い歯を出してニッコリ。続けて大島は「フルで完成を見たときに『おぁ? あれ? あれあれ~!?』というような自分にちょっと疑問が浮かんでしまったりした。反省点がいろいろありました。でも、本当に光栄なことだなとすごく感謝しています」とほほ笑んだ。

 イベントにはファイルーズあい、伊瀬茉莉也、子安武人、萩原聖人も出席。映画にちなんで、登壇者らが箱の中身を当てる未来予知に挑戦した。また、萩原がベン役を務めることが初発表された。

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