23日放送の読売テレビ系『るてんのんてる』（金曜深夜0時）で、企画『アンチXに会いたい』が放送されることが22日に発表された。

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『るてんのんてる』はお笑いコンビ・フットボールアワーがMCを務める“実験的バラエティー番組”。読売テレビの若手ディレクターが温めてきた渾身（こんしん）の企画をフットボールアワーにぶつけ、毎回放送内容の企画が変わる。“のん”岩尾望と“てる”後藤輝基による“のんてる”コンビが見届け人として進行する。

　今回は、入社4年目の門田翼ディレクターが企画した『アンチXに会いたい』が放送される。同企画は、「X（旧Twitter）で誹謗中傷を行う人がどんな人物なのか知るために会ってみたい」という思いから、誹謗中傷を行う人々の対面インタビュー実施にチャレンジするというドキュメンタリー。

　門田ディレクターは、SNS上にあふれる「『キモい』『消えろ』などの誹謗中傷はどのような人物が行っているのか」という疑問を解消するため、実際にXで誹謗中傷を行う人物にインタビューを敢行。X上で誹謗中傷を行うアカウントに一件一件リプライやダイレクトメッセージを送り「実際に会って話を聞かせてもらえないか」とアポ取りを実施した。当然ながら大半のアカウントからは返信がなく、逆に引用リポストでさらされたりアカウントをブロックされてしまう始末。リプライを送るのに使用した番組公式アカウントもフォロワーが大幅減少するなど、“四面楚歌状態”になってしまった。

　そんな中、一人の女性から実際に会って話を聞かせてもらえるという展開に。待ち合わせ場所に現れた女性から、自らが行う投稿への思いと自身が歩んできた人生が明かされる。さらにインタビューを通して、「SNS上で誹謗中傷を行う人物」の輪郭が少しずつ明らかになっていく。門田ディレクターは、「これは誹謗中傷では？」「フォロワー0人のアカウントでつぶやいたところで、本人が自分の名前で検索したら出てくるのでは？」など攻めた質問も。フットボールアワーと、スタジオゲストのダレノガレ明美も驚がくした。

　スタジオではダレノガレが、X上で「ダレノガレの家賃を払っている」と自称するユーザーに内容証明を送った経験を告白。ダレノガレが語るXユーザーとの生々しいバトルに、「この企画のディレクターやった方がいいんちゃう」と岩尾がツッコミを入れた。