YOSHIKI側が1億1000万円を求める名誉毀損裁判が開始、被告の小学館側は全面的に争う姿勢「主張は追って」
X JAPANリーダー、YOSHIKIをマネジメントするジャパンミュージックエージェンシーが女性セブンなどに掲載された記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の小学館に損害賠償1億1000万円や謝罪広告などを求めて提訴した民事裁判の第1回口頭弁論が、19日午前10時、東京地裁で開かれた。
東京地裁で第1回口頭弁論 原告側の代表弁護士は紀藤正樹氏
X JAPANリーダー、YOSHIKIをマネジメントするジャパンミュージックエージェンシーが女性セブンなどに掲載された記事で名誉を毀損(きそん)されたとして、発行元の小学館に損害賠償1億1000万円や謝罪広告などを求めて提訴した民事裁判の第1回口頭弁論が、19日午前10時、東京地裁で開かれた。
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小学館側は答弁書を提出。「原告の請求はいずれも棄却する。訴訟費用は、原告の負担とするとの判決を求める」「請求の原因に対する認否は追って認否する」「被告の主張を追って主張する」と全面的に争う姿勢を示し、次回期日は4月12日午前10時に決まった。
原告側であるジャパンミュージックエージェンシーの代理人は、代表弁護士の紀藤正樹氏ら4人が務めている。原告側が「名誉を毀損した」と訴える記事は、女性セブン2018年8月2日号「YOSHIKIが『Toshl排除!』“紅の絶縁”全真相」から昨年11月23日号の女性セブン「XJAPAN ベース・HEATH さんがん急死 YOSHIKIと Toshl慟哭の安置室でも 『睨み合い』」までの計7本としている。
紀藤弁護士が所長を務めるリンク法律事務所の公式サイトによると、紀藤氏は1960年、山口・宇部市生まれ。大阪大法学部卒で大阪大大学院でも学んでいる。司法試験合格後は弁護士として活動。消費者問題から被害者を救済する活動に取り組み、多くの詐欺事件の被害対策弁護団を率いてきた。また、統一教会(世界平和統一家庭連合)が合同結婚式で注目を集めた1992年から、テレビ情報番組に出演。被害の実情を訴え、現在も全国霊感商法対策弁護士連絡会の一員として、同団体と闘っている。