タレントの井上咲楽が18日、都内で行われた若者の自発的な投票行動を促す啓発イベント「若者フォーラム 2023 選ぼう！新しい日本のリーダーズ」に出席した。当日は元サッカー日本代表監督の岡田武史、グローバルボーイズグループ・JO1の與那城奨も登場し、会場を盛り上げた。

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　イベントの冒頭、MCの盛山晋太郎（見取り図）が「まさか畠中（オズワルド）と付き合っているとは。咲楽ちゃんとは一緒に恋愛バラエティーの番組を一緒にやっているんですよ。『実は私、おたくの後輩と付き合っているんですよ』って言えよ」と声を張り上げると、井上は「言わないですよ」と拒絶。横から岡田が「ようわからんけど、おのおのの勝手やん」と仲介に入り、場をおさめていた。

　選挙マニアとしても知られる井上は「前回の選挙で50カ所の演説を聞きにまわりました。選挙には人間ドラマがあってエンタメ性もあります」と主張。加えて「初めて選挙に行ったときは、こんなに候補者が命がけで選挙の活動をするんだ。投票をするのはこんな空気なんだというのが感動して、うれしかったです」と振り返った。

　イベントではお笑いタレントのはんにゃ.・川島章良、スパイク・松浦志穂、 CRAZY COCOが模擬選挙立候補者として登壇し、各人が政策を主張。模擬選挙で選挙プロセスの重要性と一票の力を体感してもらうことで、 来場したZ世代の積極的な選挙投票を促した。

　実際に模擬選挙に参加した井上は「私は演説を聞きに行って、未成年だと思われたからか候補者の人に“シッシッ”とされたことがあるんです。直接会うと、全然イメージが違う人は多い。政策の字面だけでなく、人を見るのが大事だと思います」と語りつつ、「身近なことが政治と連動していることは多いので、興味を持たないともったいないなと思います」と若い世代に向けて選挙投票の重要性を説いていた。