上沼恵美子、若手の漫才は「うるさい」ダメ出しも 「面白い」と絶賛したコンビは?
タレント・上沼恵美子が18日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(日曜午前11時40分)に出演。ゲストで昨年のM-1グランプリ準優勝のヤーレンズとのやりとりで沸かせた。
M-1準優勝の実力派若手を称賛
タレント・上沼恵美子が18日、読売テレビ『上沼・高田のクギズケ!』(日曜午前11時40分)に出演。ゲストで昨年のM-1グランプリ準優勝のヤーレンズとのやりとりで沸かせた。
上沼は冒頭で「M-1で準優勝。素晴らしいですね」と紹介し、「今年のM-1はどうなるんでしょうかね。また出る?」と確認した。2人が「もちろん出ます」と即答すると、「頑張ってね。まだ先だけど」と激励。元名物審査員だった上沼に、2人は「M-1見てくれてました?」と質問。上沼は「途中まで」と返した後、「途中でやめるって失礼やね。ヤーレンズは知ってるよ」とフォロー。ただ、2人から「(M-1で)僕らのネタはご覧に?」と聞かれると、「見てない」と正直に話して笑わせた。
その後、上沼は「(2人は)面白い。準優勝やで」と持ち上げた後、「覇気がないらしいわ。声出せん。のど痛いねんて」と2人を説明。ボケの楢原真樹が「漢方いっぱい飲んできて」と返すと、上沼は「うるさいやんか、若手の漫才って。もう好きなこと言わしてもらおう。キャーキャーキャーキャー言って、ヒッて止まって笑わすとかね。あんなもん漫才かと思うねんけど。ヤーレンズはちゃんとしゃべるんですよ。やる気のないような(形で)」と実力を認めた。
楢原が「上沼さんとお仕事をするのが夢で」と告白。「そんな無理して言わんでもええのよ」と疑う上沼に、「さかのぼって見てください。僕昔から発言してるんで」と主張した。姉妹漫才コンビ『海原千里・万里』時代のDVDも持っていることを明かして驚かせた。
「『お笑いネットワーク』の」と楢原がいうと、上沼は「(舞台は)ハリボテ」と一気に当時を思い出した。新ネタの披露時で「重たい客。笑えへん客」で「みんな審査員(状態)」だったと回想したが、楢原は「めちゃめちゃうけてました、DVDでは」と否定。それでも、上沼は「『へったくそ。何しゃべってるかわかれへん』ってボロクソ言われた。『早いからわかれへんで。もっとゆっくりしゃべれ』っていびられました。客は言わへんよ。師匠か」と振り返るとヒートアップ。「(若井)はんじ・けんじ師匠が。はんじ・けんじ師匠にいびられました」と実名で暴露した。
また、ダンディーな男性として俳優の故・田村正和さんの話題になった際、楢原が田村さんの当たり役・古畑任三郎のマネを披露。意外なクオリティーの高さに上沼が「似てる~」と絶賛した。『似てない』と突っ込まれることを想定していた楢原は戸惑いながらも、このやりとりを何度か繰り返して盛り上げた。