【全文あり】乃木坂46山下美月が卒業発表、5月卒コン後は一時休養「自分のやりたいことは何か?考える時間が必要」
乃木坂46の山下美月(24)が17日、自身の公式ブログでグループからの卒業を発表した。3月27日リリースの35枚目シングルが最後の参加シングルとなり、5月に卒業コンサート開催を行うことも明らかにした。
「卒業を決めたきっかけ」も明かす
乃木坂46の山下美月(24)が17日、自身の公式ブログでグループからの卒業を発表した。3月27日リリースの35枚目シングルが最後の参加シングルとなり、5月に卒業コンサート開催を行うことも明らかにした。
「決心」と題して記事を投稿。近況に触れつつ、「そして本日は大切な皆様へ 私からお伝えしたいことがあります 長くなってしまいますが最後まで読んでくださったら嬉しいです」と続けた。
以下、卒業報告全文。
「乃木坂46を卒業させていただくことを決めました 約7年半、本当にお世話になりました どんなに多くの言葉を並べてもきっとこの感謝を皆さんに伝えきれません アイドルとしての日々は、私にとってかけがえのない宝物です
アイドルとして叶えられた夢も叶えられなかった夢もあるけれどそれでも毎日幸せでした もう悔いはない!と心から思えるようになったのが卒業を決めたきっかけです
新たな夢が見つかったとか ステップアップしたいとか 分かりやすい理由が見つかればいいのですが 私はアイドルになる事が夢だったので 乃木坂46でこれ以上無い経験をさせていただいたと思っています ようやく少し肩の力を抜いて生きることができるようになり 一人の人間としてここから歩いていこうと 前向きに決断しました
乃木坂46は温かく居心地の良い場所で 皆すごく優しくて楽しくて 一人っ子で昔から一匹狼だった私に初めて守りたいものができました 先輩方が託してくださったバトンを
落とさないように必死に走り続け 気づけば大人になっていました 高校の卒業式や地元の成人式には出ることができなかったし 行きたかった大学のパンフレットももうどこかへ行ってしまったけれど ”間違いなく私の青春はこの場所にあった”と胸を張って言うことができます
13歳で足を踏み入れた芸能界 そして乃木坂46のオーディションを受けたのは、17歳の夏です 本当に、最後のチャンスでしたこれがダメだったらもうアイドルの夢は諦めようと心に決めたのを覚えています そんな私を乃木坂46が救ってくれました このグループに人生を賭けると決心した瞬間です 歌もダンスも得意とは言えなくて 私はアイドルには向いていないんだと ずっと感じてはいたけれど それでもこの仕事が大好きでした
アイドルの世界は愛に溢れていて自分の存在価値をこの場所で初めて見つけられた気がします 何も出来ない人間だと思い込んでいた私に沢山の方が手を差し伸べてくれて どんなときも皆さんがいてくださったから夢を叶えることができました こうして文字を綴る間にも ファンの皆さんの顔が次々と思い浮かびます
オーディション審査中、まだ名前も分からない私に卒業するまで応援する!と言ってくださったこと 初めてセンターに立った時推していて良かったと自分以上に喜んでくださったこと 握手会の途中で涙してしまった時に並んでいらっしゃったファンの方々が笑わせてくださり、より涙が溢れたこと 美月ちゃんがいたから、生きていますと想いを綴ったお手紙をくださったこと 闘病していたファンの方が元気な姿で歩いて握手会に来てくださったこと 二度と経験できないであろう思い出に 振り返る度、胸がいっぱいになります このお仕事をさせていただけていなかったら恵まれていなかった 皆さんとの出会いに感謝でいっぱいです
卒業後は少しお休みを頂いて 自分のやりたいことは何か? もう一度立ち止まって考える時間が必要だと思っております 1人でこの世界を歩いていける程の自信は正直まだありませんが 応援してくださる方々を笑顔にさせたいという信念は表舞台に立っている以上これからもずっと変わらないと思います なので、どうか悲しまずに待っていていただけたら幸いです
3月27日に発売されます35thシングルが乃木坂46として最後の参加になります メンバーやスタッフさんとの時間を噛み締めながら只今制作しております! そして、卒業コンサートを開催していただけることになりました! アイドルとしての最後の日を皆さんと同じ空間で過ごせるのが本当に本当に嬉しいです 時期は5月を予定しております 桜も散って、新緑の季節です そう考えるとまだまだ先のことのように思えてしまいますね 詳細が決まりましたら、またお知らせいたします◎
頼もしい同期 そして会う度に成長に驚かされる後輩たち 今の乃木坂46が大好きです 皆が輝き続けていくのを見守っていくのが今から楽しみです これからも温かい応援をどうぞよろしくお願い致します
そしてアイドルとしての残りの時間 私の最後の願いは皆さんと1秒でも長く笑って過ごしたい それだけです 大好きなファンの皆さんとまだまだ幸せな時間を増やしたいです どうか、その日までよろしくお願い致します」