『黄金の刻』船越英一郎が特別出演 脇を固める6人に山本耕史、高嶋政伸ら豪華キャストズラリ
俳優の西島秀俊、松嶋菜々子が出演する3月30日放送のテレビ朝日のスペシャルドラマ『黄金の刻~服部金太郎物語~』(午後9時)。このたび、脇を固めるキャスト陣が19日に解禁された。山本耕史、濱田岳、吉川愛、船越英一郎、高嶋政伸、高島礼子が登場する。
主人公・服部金太郎を西島秀俊、若かりし日の金太郎を水上恒司が演じる
俳優の西島秀俊、松嶋菜々子が出演する3月30日放送のテレビ朝日のスペシャルドラマ『黄金の刻~服部金太郎物語~』(午後9時)。このたび、脇を固めるキャスト陣が19日に解禁された。山本耕史、濱田岳、吉川愛、船越英一郎、高嶋政伸、高島礼子が登場する。
本作は作家・楡周平氏による小説『黄金の刻 小説 服部金太郎』を、映画『三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実』(2020年)などで知られる映画監督の豊島圭介氏が完全ドラマ化。脚本は映画『東京リベンジャーズ』シリーズや、ドラマ『警視庁アウトサイダー』などヒット作を連発する高橋泉氏が務める。
日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者で“東洋の時計王”服部金太郎の波乱の人生を重厚に描き出す今作。丁稚奉公から時計修理職人を経て、時計の製造工場「精工舎」を設立し、国産初の腕時計を製造販売。常に時代の先を読み、「義理」「人情」「恩義」を大切にしながら、一歩ずつ己の夢をかなえていった金太郎だったが、一方で火災や震災など、数々の困難が彼の人生を襲う。主人公・服部金太郎を西島秀俊、若かりし日の金太郎を水上恒司が演じる。金太郎の妻・まん役に松嶋の登場が決定しているのは既出の通り。
卓越した腕を持つ時計職人で、後に金太郎の盟友になる男・吉川鶴彦役に山本、金太郎と丁稚奉公時代からの親友で、金太郎を兄と慕うも、考え方の違いから後に衝突してしまう岩倉善路を濱田、金太郎の初恋の相手・辻浪子の少女時代を吉川が務める。
さらには、浪子の父親で、金太郎が丁稚奉公する洋服問屋「辻屋」の店主・辻粂吉役には船越が特別出演。金太郎の最初の理解者であり、娘・浪子の婿になることを望む。娘を愛する良き父親と、早くから洋服雑貨を海外から仕入れるなど先見の明がある優秀なビジネスマンの面を持ち合わせる粂吉を、ベテランが人間味豊かに演じる。
ランス商館「ブルウル商会」の番頭で、信頼できる金太郎に輸入時計の販売を託すキーマン・吉邨英恭に扮(ふん)するのは高嶋。金太郎からの信頼も厚く、後に「服部時計店」に入社。歩みを共にする金太郎と英恭だが、西島と高嶋との演技合戦も見ものとなる。
そして、晩年期の辻浪子を、落ち着いた大人の魅力を漂わせて体現するのが高島。金太郎が成功を収めた後に、妻・まんの計らいで再会を果たすが、その際に、浪子は金太郎にあるお願いをする。
※高嶋政伸の「高」の正式表記ははしごだか