【べらぼう】小芝風花、初大河で遊女役 1億4000万円で落籍の“伝説”「精いっぱい演じたい」

俳優・小芝風花が2025年に放送される横浜流星主演のNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に(読み:つたじゅうえいがのゆめばなし)に、“伝説”の遊女・花の井(五代目瀬川)役で出演することが分かった。小芝が大河ドラマに出演するのは初めて。

小芝風花
小芝風花

来年の大河ドラマで主人公・蔦屋重三郎の幼なじみ花の井

 俳優・小芝風花が2025年に放送される横浜流星主演のNHKの大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に(読み:つたじゅうえいがのゆめばなし)に、“伝説”の遊女・花の井(五代目瀬川)役で出演することが分かった。小芝が大河ドラマに出演するのは初めて。

 小芝は「今回、蔦重の幼なじみであり、伝説の遊女である花の井を演じさせていただきます。私は大河ドラマに出演させていただくのも初めてなのですが、”伝説の遊女”ということで余計に緊張しております。凛と美しくもあり、時にはバシッと蔦重の背中を押すような男前さも持ち合わせている花の井を、精いっぱい演じたいと思います」とコメントした。

 作品は親なし、金なし、画才なしと、ないない尽くしの生まれから“江戸のメディア王”として時代の寵児になった快男児・蔦屋重三郎(横浜)が主人公。天下泰平、文化隆盛の江戸時代中期に、喜多川歌麿、葛飾北斎ら人気の浮世絵師や作家を次々に世に送り出した蔦重こと蔦屋重三郎の波瀾万丈の生涯を描く。

 小芝が演じるのは吉原の老舗妓楼・松葉屋を代表する遊女。主人公・蔦屋重三郎(横浜流星)とともに親に“捨てられ”吉原で育った“幼なじみ”で、何でも話せる良き相談相手。時に蔦重を助け助けられながら、共に生まれ育った吉原の再興に尽力を注ぐ。やがて、とある理由から長らく途絶えていた伝説の遊女の名跡“瀬川(せがわ)”を継ぎ、その名を江戸市中に轟かすこととなる……。五代目・瀬川は史実に残る“名妓”として知られ、1400両(現在のおよそ1億4000万円)で落籍されたできごとやその後の悲運な人生が戯作などで語り継がれることとなる“伝説”の遊女。

 小芝は1997年、大阪府出身。11年『ガールズオーディション2011』でグランプリを受賞。12年に俳優デビュー。14年に『魔女の宅急便』で映画初出演にして主演を務め、第57回ブルーリボン賞・新人賞、第24回日本映画批評家大賞・新人賞を受賞した。15年後期の連続テレビ小説『あさが来た』で主人公あさの娘・千代を演じ、19年には同じNHKの『トクサツガガガ』にて連続ドラマ初主演。昨年は計5作品のドラマに出演し、24年エランドール賞新人賞を受賞した。高い演技力で評価を得ているがバラエティー番組でも活躍し、明るい性格で幅広い世代に支持されている。

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