韓国で美容整形後に搭乗拒否、“整形証明書”提出も追加出費 都内在住の29歳女性「泣きました」
NHKの情報バラエティー番組『所さん!事件ですよ』(木曜午後11時)の15日放送回で、韓国で美容整形後、出国できなくなった都内在住の29歳女性が顔にモザイクをかけた状態で出演した。
美容整形の費用は130万円かかった
NHKの情報バラエティー番組『所さん!事件ですよ』(木曜午後11時)の15日放送回で、韓国で美容整形後、出国できなくなった都内在住の29歳女性が顔にモザイクをかけた状態で出演した。
黒髪ロングヘアの小柄な体型だ。取材に応じた女性は「韓国から帰るときに航空会社搭乗拒否されてしまって……」と説明。10日間の韓国旅行で9時間がかりの美容整形施術を受けた。手術内容は、二重まぶたの幅を広げ、目の下のクマを除去。太ももの内側の脂肪を額とほうれい線に移植して膨らみを出した。
さらに、鼻すじにプロテーゼを入れて高くし、鼻先は自分のろっ骨の軟骨を取って鼻先に埋め込んだ。費用は130万円かかったが、日本で同様の手術をするよりも費用が安かったようだ。
しかし、帰国便に乗る際に空港で搭乗手続きをしたところ、搭乗拒否されてしまった。顔が大きく変わったために拒否されたわけではなく、航空会社には整形証明書を提出したにも関わらず、「この整形証明書ではご搭乗いただけません」と言われてしまった。なぜなら、証明書に「この人は飛行機に乗っても問題ない」という文言が含まれていなかったから。
女性は直ちにクリニックに連絡し、事情を説明したが、新しい整形証明書が到着するには時間がかかった。そのため、その日はホテルに宿泊し、翌日の便で帰国したが、余分な出費が約10万円かかってしまった。
女性は「つらくて泣きました。10万円あったら他のことに使えたのに。注入とか糸リフトとかできた」と後悔していた。
スタジオトークの場面で所ジョージは「自分が思っているほど人は自分のことを見てくれないですよね。自分を見ているのは自分だけだよね」と持論を展開した。