モデルで女優の長谷川京子がMCを務めるフジテレビ系『トーキョーツキイチMTG』が、17日深夜2時5分から放送される。同番組は「女性の体のこと、健康のこと、生きづらさのことを本音で語ることがファッションになる世界を」をコンセプトに、女性たちが思いを語るトークバラエティー。今回のテーマは「更年期ってどうなっちゃうの？」で、ゲストのファーストサマーウイカと元CAで女性芸人のCRAZY COCO、産婦人科医の高尾美穂氏を交え、トークを繰り広げる。

　番組では「更年期がもたらす心の変化」として、イライラが募って家族とぶつかってしまう反面、「とても涙もろくなったりする」など、視聴者から募集した「あるある動画」が紹介される。現在45歳で2人の子どもを育てる長谷川は「分かります」と強く共感。その上で「私、息子と映画を見ていて、途中で寝てても最後のクライマックスだけで泣けるんですよ」と明かした。

　一方、更年期はまだ先のウイカは「昔はそうでもなかったものが、最近は特に感じるのですか」と質問。長谷川は「感じますね。自分の子どもじゃなくて他のお子さんでも、頑張ってる姿を見ただけで泣けてきちゃったり」と実感を込めて語った。

　ここで高尾氏から更年期について詳しい解説とアドバイスがあったが、長谷川は「『何でそもそも』ってなっちゃうんです。今回の議題じゃないけど、お風呂洗いを女性がしなきゃいけないのか。『手伝ってもらった』じゃなくて、『おまえがやれよ』って（笑）」と赤裸々にコメント。ウイカか共演者たちは「おっしゃる通りです（笑）」と両手をたたいて共感した。

　番組ではさらに「プレ更年期」「更年期に起こる変化の原因」などを紹介し、長谷川、ウイカ、COCOが女性同士だからこそできる本音トークを展開。近年、“フェムテック”として注目を集める生理や女性特有の症状などに対応したグッズの紹介も行われた。

　昨年11月から放送開始した同番組は、毎日を頑張る女性たちの「ちょっと誰かに話したい不安や疑問、悩み」を毎月の語り案件としている。江本薫チーフプロデューサーは長谷川をMCに起用した理由について、「美しく、仕事もライフスタイルも充実している“女性の憧れ”的な長谷川さんだって、メンタルが揺らいだり、物忘れがあるんです。そんなお話を聞くと、こちらも安心しますし、楽な気持ちになりますよね」と説明。その上で「長谷川さんにこのような番組を作りたいと相談した時に、『私もそういう話がしたかった』とおっしゃっていただきました」と明かした。