大沢たかお、原潜艦長役で半年間水泳に取り組む 会場から笑いも「意外と大事、地味な作業が」

俳優の大沢たかお、玉木宏が15日、都内で行われたAmazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1~東京湾大海戦~』7・8話最速試写会イベントに登壇した。

イベントに登壇した大沢たかお【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登壇した大沢たかお【写真:ENCOUNT編集部】

「プールで友達ができた」と苦笑い

 俳優の大沢たかお、玉木宏が15日、都内で行われたAmazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1~東京湾大海戦~』7・8話最速試写会イベントに登壇した。

『沈黙の艦隊』は1988年から96年まで『モーニング』(講談社)で連載された、かわぐちかいじ氏による人気漫画。日米共同で極秘裏に建造された日本初の原子力潜水艦を奪い、乗員76人を伴って航海中に逃亡した艦長・海江田四郎の理想とする世界の実現に向かっていくさまを描く。

 本作に向けて特別肉体づくりは行わなかったが、大沢は「潜水艦なので水中だろうと思って半年間、泳ぎ続けていた」と告白。大沢自身が泳ぐわけではないので会場からお笑いが起こると、「みなさん笑うんですけど意外と大事。こういう地味な作業が」と力を込めた。

「何か見えたものはあったんですか?」と玉木から質問されると、「なんか泳ぎが上手くなっただけで……。あとプールで友達ができた」と苦笑い。「でも、この作品を企画したとき海とともにあろうとする海江田はどういう人なのかなって気になっていた。分からなかったので泳いでいた」と語った。玉木は「正直言うと、変かな(笑)」としつつも、「大沢さんらしい。そのくらいまっすぐに物事をとらえてやろうとする姿はすごい」とコメント。やや笑いながら話す玉木に向け、大沢は「バカにしているでしょ?」とツッコんでいた。

 この日、客席には原作のかわぐち氏も来場。大沢は「9割潜水艦でのお芝居だった。潜水艦のセットに通い続けていた。必ずいつも持っていたのは、原作。それだけを頼りにやっていた。控室に置いて演じていた」と原作が“お守り”のような存在になっていたと紹介した。玉木も「僕も原作を大事に読ませていただいた」と振り返った。

 ドラマ『沈黙の艦隊』1~6話は配信中、7・8話は16日よりスタートする。

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