NHK、平日午後の“5時間生放送”は民放と「違う形に」 新設番組のMCはアナウンサー起用
NHKは14日、オンラインで番組改定について会見を実施。平日午後1時から6時までの生放送番組について、民放とは異なるスタイルの情報番組になることが分かった。
『午後LIVEニュースーン』を新設
NHKは14日、オンラインで番組改定について会見を実施。平日午後1時から6時までの生放送番組について、民放とは異なるスタイルの情報番組になることが分かった。
経営計画「コンテンツ戦略 6つの柱」の一つとして、デジタルと放送が連携して災害時になくてはならない命綱を目指すために新設された同枠。平日午後1~6時を生放送ゾーン化し、午後1時台の『列島ニュース』を午後2時台まで拡大して、午後3~5時台に『午後LIVEニュースーン』を新設する。
『午後LIVEニュースーン』(月~金曜午後3時10分)は、“日本のいま”をビビッドに届ける生放送の新情報番組。ニュースや生活情報、全国各地からの中継やマーケット情報などを取り上げ、緊急報道に対応するだけでなく報道番組やさまざまな人気番組のエッセンスを見やすく紹介。取材の裏側を記者やディレクターが語るのも見どころとなるという。
会見に出席した同局メディア戦略本部・篠田恵一専任部長は「志としては民放さんと同じようなことをやるというよりも、やはりNHKならではのニュースであったり、暮らしに役立つ情報であったりをお届けするということですね」と番組の方向性を示した。
また番組のスタイルについて、「全国からの中継も交えてお届けしたいと思います。MCにはアナウンサーを起用しますので、民放さんはタレントさん方がたくさん出られているものもありますけれど、NHKはMCがアナウンサーですので、違う形の情報番組になります」と説明した。