韓国人俳優のマ・ドンソクが14日、都内で行われた主演映画『犯罪都市 NO WAY OUT』（2月23日公開）のジャパンプレミアにイ・サンヨン監督、青木崇高、國村隼とともに出席。初の公式来日を果たした。

　マ・ドンソクが会場に姿を見せるや、満席の会場から拍手と大歓声。「カッコいい！」「マブリー！」などと声が上がった。さらに司会に促されて、会場で声をぞろえて「マブリー！」と歓迎ムード。熱烈な歓迎を受けて笑顔のマ・ドンソクは、ハートサインで返事。客席からさらなる歓声が上がった。

　マ・ドンソクは、マイクを手にすると日本語で「コンバンワ」とあいさつ。「実際に会ってみて、かわいいですか？」とニッコリ。再び黄色い歓声を受けた。

　青木も声を上げて「皆さん……皆さん！　マブリ～！」と絶叫。客席を見渡して「皆さん、本当にラッキーですね！　マブリーが！　マ・ドンソクさんが目の前にいらっしゃいます！」とあおり、会場とマ・ドンソクの笑いを誘い、会場の熱気のボルテージをさらに高めた。

　会場ではまた、マ・ドンソク、青木、イ監督が一般客へハイタッチ、國村がチョコレートを贈呈。ファンとの交流を温めた。

　同作は、韓国興行収入100億円を突破したマ・ドンソク主演の『犯罪都市』シリーズの最新作。ベトナムでの凶悪犯一斉検挙から7年後。マフィアも恐れる“怪物刑事”マ・ソクト（マ・ドンソク）は、ソウル広域捜査隊に異動し、ある転落死事件を捜査していた。捜査を進めるうち、事件の背後に新種の合成麻薬と、日本のヤクザが関わっているという情報をつかむ。一方、麻薬を盗んだ組織員たちを処理するため、極悪非道な“ヤクザの解決屋”リキ（青木）が、一条親分（國村）の指示のもとひそかにソウルへ送りこまれていた。さらに消えた麻薬の奪取を目論む“汚職刑事”チュ・ソンチョル（イ・ジュニョク）も加わり、事件は三つ巴の激戦に突入。2人の最強の敵を前にマ・ソクト最大のピンチが訪れる……、というストーリーが展開される。