今田美桜、10年ぶり『花咲舞が黙ってない』で主演 杏からバトンタッチ「光栄です」

日本テレビ系連続ドラマ『花咲舞が黙ってない』(土曜午後9時)が4月13日からスタートすることが15日に発表された。併せて、俳優の今田美桜が主演を務めることが分かった。今田は2022年4月期ドラマ『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』以来、2年ぶりの日テレ系ドラマ主演となる。

『花咲舞が黙ってない』で主演を務める今田美桜【写真:(C)日本テレビ】
『花咲舞が黙ってない』で主演を務める今田美桜【写真:(C)日本テレビ】

4月13日スタート

 日本テレビ系連続ドラマ『花咲舞が黙ってない』(土曜午後9時)が4月13日からスタートすることが15日に発表された。併せて、俳優の今田美桜が主演を務めることが分かった。今田は2022年4月期ドラマ『悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~』以来、2年ぶりの日テレ系ドラマ主演となる。

『花咲舞が黙ってない』は、銀行を舞台にした池井戸潤氏の小説『不祥事』を原作に、14年と15年に放送され、俳優の杏が主人公・花咲舞を演じた。前作放送後、ドラマと同名の新作小説『花咲舞が黙ってない』が出版され、銀行の大合併が描かれた。今回のドラマでは新作小説を原作として、新たなキャストで放送される。

 今作では、今田が花咲舞を演じる。大手銀行の窓口係から突然、本部の臨店班に異動になった舞が、毎回訪問する支店で巻き起こる事件や不祥事をスッキリ、ズバッと見事に解決していく。不正を絶対に見て見ぬふりできない舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる痛快銀行エンターテインメント。

 シリーズでは、出世をあきらめた元融資マン・相馬健と舞の名コンビも名物。さらに今作には“新たな強敵”として、上層部からの刺客・昇仙峡(しょうせんきょう)玲子が登場する。銀行の古い体質に抗う舞たちの前に、スーパーエリートが大きく立ちはだかる。

 新シリーズの主演に今田は、「10年前に大ヒットしたドラマの新シリーズを担当できるのは光栄です。私が演じる花咲舞は、いまだに古い体質が残る銀行を舞台に、忖度や権力など関係なく立ち上がって、ズバッと物申していく銀行員。曲がったことが許せない姿勢に私も力をもらいますし、視聴者の皆様が爽快な気持ちになれるような、そんな土曜日にできたらうれしいです」とコメント。

 原作者の池井戸氏は「装いも新たに、花咲舞が帰ってきてくれました。少しおてんばなところもあるけれど、曲がったことは大嫌い。そして相手が誰だろうと理不尽には黙っていない――。そんな花咲舞を今田美桜さんがどう演じられるか、ほんとうに楽しみです。自分は小さな存在でも、旧態依然とした大企業の闇に力一杯立ち向かう花咲の姿は、観る人たちに勇気を与え、閉塞感漂ういまの世の中に吹く一陣の風になってくれるでしょう。一視聴者として、土曜日午後9時が待ち遠しいです。花咲よ、風になれ!」と今田にエールを贈った。

 このコメントに今田は「うれしいです! 原作を読ませていただいて、勇気をもらいました。ドラマを見られる皆様にその感動を伝えたいです」と、決意を新たにした。

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