元世界王者デメトリアス・ジョンソンがeスポーツプレイヤーと真っ向勝負…その結果は

アジア最大の格闘技プロモーション「ONE Championship(ONE)」が主催する「ONE Martial Arts Fan Fest」の2日目が6日、東京・ベルサール渋谷ガーデンで行われた。元UFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソン(33、以下DJ)が、世界で活躍するeスポーツプレイヤーと「ストリートファイターV」で真っ向勝負した。

ゲームマニアのデメトリアス・ジョンソン
ゲームマニアのデメトリアス・ジョンソン

「ONE Martial Arts Fan Fest」2日目も大盛況

 アジア最大の格闘技プロモーション「ONE Championship(ONE)」が主催する「ONE Martial Arts Fan Fest」の2日目が6日、東京・ベルサール渋谷ガーデンで行われた。元UFC世界フライ級王者デメトリアス・ジョンソン(33、以下DJ)が、世界で活躍するeスポーツプレイヤーと「ストリートファイターV」で真っ向勝負した。

 史上最高のパウンド・フォー・パウンド(階級を超越した最強の称号)と称されるDJは、「ONE」を主戦場とする人気総合格闘家だが、実は様々なゲームをこよなく愛するゲーマーであることは格闘技ファンなら有名な話である。

 中でも「ストリートファイター」シリーズがお気に入りで、「ストリートファイターIIターボ」にどハマりして以降、シリーズすべてをプレイしているという、かなりの「ストIIマニア」なのだ。

格闘家からeスポーツプレイヤーに転身したジョビン
格闘家からeスポーツプレイヤーに転身したジョビン

 この日、DJの前に立ちはだかったのは、ジョビン選手(33、よしもとゲーミング)とボンちゃん選手(32、レッドブル・アスリート)。ジョビン選手は元総合格闘家で、「松本晃市郎」として活躍。2010年にはDEEP世界フェザー級王者に君臨したほどの猛者だ。引退後は芸人を志したが、eスポーツプレイヤーに転向。よしもとクリエイティブエージェンシーが昨年が立ち上げた「よしもとゲーミング」と契約し、JeSU(日本eスポーツ連合)のプロライセンスを持つ実力者だ。

 ボンちゃん選手は2015年9月からレッドブル・アスリートとして活動。2019年8月2日にアメリカ・ラスベガスで開催された世界最大級の格闘ゲームトーナメント「Evolution Championship Series 2019(EVO2019)」の「ストリートファイターV アーケードエディション」部門で優勝している。

真剣な表情でプレイするDJ
真剣な表情でプレイするDJ

 第1試合はジョビン選手はネカリ、DJはナッシュを選択し対決開始。意気揚々と臨んだDJだったが、何もさせてもらえず0-2のストレート負け。DJは「苦戦しました……。ずっと追い込まれ、なかなか反撃できなかったよ……」と意気消沈。ジョビン選手に対し「対空対策がうまかった。その戦略を是非教えてほしい」と懇願する一幕もあった。

 ジョビン選手は「(DJは)総合格闘技のトレーニングが忙しいから、eスポーツの練習はなかなかできないと思います」とやさしくフォロー。攻略を教えてほしいというDJに「現役引退したら一緒に練習しましょう」と笑顔で応じた。

EVO王者ボンちゃんのプレイを称賛するDJ(左)
EVO王者ボンちゃんのプレイを称賛するDJ(左)

 続くボンちゃん選手との一戦。「EVO世界王者と対戦できるのは嬉しい。いい試合をしたい」とMMA(総合格闘技)さながらの意気込みを見せたDJ。選択キャラはお互いにナッシュを選択するミラー対決となった。開始から積極的に攻め込んだDJは1勝を奪ったものの、その後は世界王者のボンちゃん選手がプロの意地を見せつけ圧勝。

 DJは「楽しかった。試合中は新しい技も見せてもらったので、本当に勉強になった」と総括。一方、ボンちゃん選手は「ある程度やりこまないとなかなかうまく出来ない。DJは相当やり込んでいる」と称賛した。

格闘技とゲームは共通点があると持論を述べたDJ
格闘技とゲームは共通点があると持論を述べたDJ

 最後にボンちゃん選手が「格闘技を実践することで、eスポーツに生かされますか?」と質問。DJは「相手にプレッシャーを掛けたり、色々な技を試すことは格闘技でも格闘ゲームでも同じだ」とアドバイス。eスポーツとMMAの交流はお互いの健闘を称え合い幕を閉じた。

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(ENCOUNT編集部)