『不適切にも』“セクハラ”議論の歌が話題「また考えさせられた」「炎上だの謝罪だので息苦しい」

俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜午後10時)の第3話が9日に放送された。10日に番組公式Xで、今作でおなじみとなっているミュージカルシーンが公開されると、再び話題となっている。

山本耕史【写真:ENCOUNT編集部】
山本耕史【写真:ENCOUNT編集部】

山本耕史の歌唱力に絶賛の声も

 俳優の阿部サダヲが主演を務めるTBS系連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(金曜午後10時)の第3話が9日に放送された。10日に番組公式Xで、今作でおなじみとなっているミュージカルシーンが公開されると、再び話題となっている。

 同作は、阿部演じる昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言をさく裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく意識低い系タイムスリップコメディー。脚本は宮藤官九郎が務め、妻を亡くした市郎とその一人娘、そしてタイムスリップしたことで出会う人々との絆を描く、ヒューマンコメディーの要素も持つ完全オリジナルストーリーだ。

(※以下、ドラマの内容に関する記述があります)

 第3話「カワイイって言っちゃダメですか?」で、昭和と令和それぞれのテレビ番組の収録の様子が描かれた。セクハラやパワハラなどコンプライアンスにがんじがらめになって混乱する令和のテレビプロデューサー・栗田一也を山本耕史が演じた。そんな山本の歌唱からスタートしたミュージカル「セクシャル・ハラスメント・No1」が披露されると、ハラスメントに該当するかどうかに悩む歌詞が話題に。

 桑名正博の『セクシャルバイオレットNo.1』をオマージュした曲調で、栗田が「ラブとハラは紙一重」と歌い始めると、ミニスカート姿の女性に対して「たとえば女子がこんな短いスカートをはいていたら見るよね?」「ノー!」「見るでしょう?」「イエス!」と男性陣の声が上がる。しかし、女性からは「でも私はアンタのために ミニをはいてるわけじゃない」と歌が続いた。

 さらに本人役で出演していた八嶋智人から「ずっと気になってました。これは見るでしょ? 見ないほうが不自然でしょ」と、胸元を露出させた女性の服装について指摘した。

 この曲に対して、SNSでは「令和はコンプラだの炎上だの謝罪だので息苦しい」「昭和と令和のテレビ業界の対比を見てまた考えさせられたな」「同性でも露出度高い女性は見ちゃうな」「山本耕史の言うことも確か」などの声が上がった。

 一方で、「山本耕史劇場クソワロタw」「山本耕史さんが振り切ってた」「山本耕史、一人ダンチで歌上手い」「ミュージカルシーンの山本さん&八嶋さん上手い」など、山本と八嶋の歌唱力を絶賛する反応も上がっていた。

次のページへ (2/2) 【動画】ドラマで披露された「セクシャル・ハラスメント・No1」
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