古川琴音、共演者からのべた褒めに大テレ「どう反応していいか分かりません」
俳優の古川琴音が10日、都内で行われた主演映画『雨降って、ジ・エンド。』初日舞台あいさつに、共演の廣末哲万、高橋泉監督と共に登壇した。
共演の廣末哲万、古川が「作品の可能性を大きく高めてくれた」
俳優の古川琴音が10日、都内で行われた主演映画『雨降って、ジ・エンド。』初日舞台あいさつに、共演の廣末哲万、高橋泉監督と共に登壇した。
本作は、『東京リベンジャーズ』シリーズなどを手掛ける人気脚本家・高橋泉と、『凶悪』などの俳優や監督として活動する廣末哲万からなる映像ユニット「群青いろ」による17年ぶりの劇場公開作。フォトグラファー志望の日和(古川)が、偶然撮影したピエロ男・雨森(廣末)の写真をSNSに掲載すると大バズリとなり、さらなる反響を求めて雨森に近づいていくが……。
大河ドラマ『どうする家康』の千代役や、ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』、Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』など数々の映像作品で印象的な演技を披露している古川だが、本作は俳優デビューして間もない約5年前に撮影された作品だという。
古川は「このお仕事を始めて1年目ぐらいでオーディションを受けさせていただいた映画でした」と当時を振り返ると、撮影の順番で言うと本作が初めて主演として臨んだ長編作品だったと言い「大切にしたい作品で初めての主演を経験できて良かったです」と笑顔を見せる。
当時デビューして間もない古川だったが、ピエロ役を演じた廣末は「オーディションに帯同していたのですが、彼女が一小節台本を読んだときから、日和がそこにいました。この作品の可能性を大きく高めてくれた素晴らしい女優さんだと思いました」とすでに古川の才能に驚いていたという。
そんな称賛に古川は「嬉しいですが、恥ずかしくて照れくさい。どう反応していいのか分かりません」とはにかむと「この映画のなかで『私が雨森さんをどうにかしたいと思っているんですよ』という日和のセリフがあるのですが、そこに希望を感じました。私の大切な人が辛い思いや、人に話せない何かを抱えて自分に助けを求めてきたとき、私も『どうにかしたい』という気持ちを持てる人間になりたいです。そんな思いが伝われば」と作品に込めた思いを語っていた。