世界的指揮者・小澤征爾さん、心不全のため88歳で死去 長男は俳優の小澤征悦
世界的な指揮者の小澤征爾(おざわ・せいじ)さんが6日に心不全で死去していたことが9日に分かった。88歳だった。
後日、お別れの会を検討中
世界的な指揮者の小澤征爾(おざわ・せいじ)さんが6日に心不全で死去していたことが9日に分かった。88歳だった。
すでに、故人の意思により、葬儀は近親者のみで執り行われた。後日にお別れの会を検討しているという。
小澤さんは、1935年に旧満州で生まれた。59年に渡仏し、ブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。その後、カラヤン、バーンスタインに師事し、73年にはボストン交響楽団の第13代音楽監督に就任。2002~10年、ウィーン国立歌劇場の音楽監督を務めた。世界の音楽会の第一線で指揮者として活躍を続け、“世界のオザワ”とも称されていた。
長女は作家の小澤征良氏、長男は俳優としても活躍する小澤征悦。