俳優の上戸彩が8日、都内で行われたAmazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1～東京湾大海戦～』の配信記念イベントに真っ赤なノースリーブワンピースで参加した。

『沈黙の艦隊』は1988年から96年まで『モーニング』（講談社）で連載された、かわぐちかいじ氏による人気漫画。日米共同で極秘裏に建造された日本初の原子力潜水艦を奪い、乗員76人を伴って航海中に逃亡した艦長・海江田四郎の理想とする世界の実現に向かっていくさまを描く。昨年9月に公開された劇場版は物語の“序章”だったが、全8話の配信ドラマでは衝撃のクライマックスまで描かれる。

　作品にちなみ、登壇者は東京湾から船に乗って登場。報道陣が待ち構えるなか、ゆっくりと船が近づき、登壇者は船上で記念撮影に臨んだ。上戸は「ちょっと興奮しました。船も楽しかったです」とにっこりで、「海の下で戦いがあったと考えると感慨深い」と語った。

　上戸は政府の陰謀を訝る、報道ニュースキャスター・市谷裕美を演じた。原作にはない、オリジナルキャラクターとなる。

　心が動かされたシーンを聞かれると「後半になってどんどん描かれる深町と（海江田）の関係がすごく好き。クライマックスはすごく泣けました」と紹介。また、自分の上司にするなら玉木宏演じた深町で「1番人間らしくて部下として安心する。海江田さんは何を考えているのか分からないので部下としてドキドキしてしまう……」と話した。

　イベントには大沢たかお、中村蒼、前原滉、笹野高史、夏川結衣、江口洋介も参加した。ドラマは2月9日より1話～6話、16日より7と8話が配信される。