「てめえらの血はなに色だ」 『北斗の拳』の名言といえば? 心を奮い立たせる言葉の数々
2023年9月13日に生誕40周年記念の新作アニメの制作が発表された漫画『北斗の拳』(原作:武論尊、作画:原哲夫)は、1983年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された人気作品だ。暴力が支配する狂った世界を舞台に、主人公・ケンシロウが世紀末救世主として成長していく姿を描いている。作品内に登場するキャラクターは、激しいバトルをくり広げるだけでなく、言動や行動で生き様を示し、ファンを喜ばせている。なかでも、キャラクターが口にする名言は、令和の時代を生きる上で力を与えてくれる。本記事では、その中から印象的な名言を3つ紹介しよう。
世紀末の戦士を宿して社会の理不尽に立ち向かうべし
2023年9月13日に生誕40周年記念の新作アニメの制作が発表された漫画『北斗の拳』(原作:武論尊、作画:原哲夫)は、1983年から『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された人気作品だ。暴力が支配する狂った世界を舞台に、主人公・ケンシロウが世紀末救世主として成長していく姿を描いている。作品内に登場するキャラクターは、激しいバトルをくり広げるだけでなく、言動や行動で生き様を示し、ファンを喜ばせている。なかでも、キャラクターが口にする名言は、令和の時代を生きる上で力を与えてくれる。本記事では、その中から印象的な名言を3つ紹介しよう。
最初に紹介するのは、南斗水鳥拳伝承者・レイが叫んだ怒りの名言「てめえらの血はなに色だーーーーっ!!」だ。これはコミックス8巻「小さな勇者!の巻」で披露された名言である。リンは、レイの妹であるアイリを守るため、拳王軍に捕まり痛めつけられたあげく、熱した鉄板の上を歩かされそうになっていた。そんな状況下でもアイリを気にかけるリンの健気な姿にレイの怒りは爆発したのだろう。
職場や学校、日常生活において、困っている人が誰からも手を差し伸べられない場面を見ることがあるだろう。そんな場面を見かけて、怒りが湧いたときにはこの名言を思い出してみてほしい。力が湧いて、手助けをする一歩を踏み出せるかもしれない。
次に使ってみたい名言は、南斗鳳凰拳伝承者・サウザーの「退かぬ、媚びぬ、省みぬ!!」だ。コミックス11巻「愛深きゆえに堕つ!の巻」で、ケンシロウとの戦いで追い込まれたサウザーが、自らを鼓舞するように放った言葉。
例えば、大事な仕事のプレゼンの前で緊張している自分を奮い立たせたり、上司から理不尽なことを言われて、心が折れそうになったときにこのセリフを思い出し、自らを鼓舞するといいだろう。
最後に紹介するのは、南斗五車星の1人・ジュウザの名言「おれは雲! おれはおれの意志で動く」である。コミックス14巻「流れ去る雲よ!の巻」で、ジュウザは秘策の関節技でラオウを苦しめるも勝利は得られず。ラオウからの秘孔による尋問にも屈することなく、最期を迎える際に言い放ったのがこの名言。南斗五車星のなかでもっともつかみどころのなく誰にも支配されない「雲のジュウザ」と呼ばれる彼だからこそ言える言葉だ。
会社や学校など、団体の中で動いていると、ついつい自分の意志よりも指示・命令を優先させることがあるだろう。そんなときにジュウザの名言を思い出し自分の意志を貫くのもかっこいいかもしれない。退職して独立をしようとしている人には、ピッタリな名言だと言えよう。
SNSでは『北斗の拳』の名言を多く紹介しており、作品の影響の大きさが感じられる。新たに始まるアニメでは、どのような演出で名言が披露されるのだろうか。今から楽しみに待ちたい。