秋元康氏、男性アイドルグループを立ち上げへ Web3起業家とタッグで新時代の幕開けへ
エンターテインメント領域において新しい挑戦を続けるアソビシステム、TWIN PLANET、W TOKYO、Y&N Brothersの4社は7日、合弁会社「株式会社YOAKE entertainment(ヨアケ エンターテインメント、代表取締役・福山正之氏)の設立を発表した。
アソビシステム、TWIN PLANET、W TOKYO、Y&N Brothersの4社の合弁会社を設立
エンターテインメント領域において新しい挑戦を続けるアソビシステム、TWIN PLANET、W TOKYO、Y&N Brothersの4社は7日、合弁会社「株式会社YOAKE entertainment(ヨアケ エンターテインメント、代表取締役・福山正之氏)の設立を発表した。
同社は、秋元康氏を総合プロデューサーとして迎え、取締役には日本を代表するWeb3起業家の渡辺創太氏と各社の代表者が就任し、Web3テクノロジーを活用したグローバルなエンターテインメントプロジェクトとして、男性アイドルグループの創出と育成を始動する。
アソビシステムとツインプラネットがアイドルグループのマネジメントおよび運営を担当し、グローバルな活躍を牽引。また、東京ガールズコレクションを日本最大級のプラットフォームに育て上げてきたW TOKYOのノウハウやネットワークを活かし、アイドルグループが活躍できるプラットフォームを提供する。
エンターテインメント業界の第一線で活躍を続ける各社が集まることで、業界における影響力を持続的に発揮、さらにWeb3テクノロジーを掛け合わせることで、リアルとWeb3領域での可能性を最大化し、新たなエンタメ経済圏の創造とグローバル化を目指す。
株式会社YOAKE entertainment設立の背景には、2020年代国内外のアイドル産業が、従来の枠を超えた新たなエンターテインメントの形を模索し始めたという潮流がある。現在アイドル産業は、デジタル技術の進化とグローバル化により大きな変化がもたらされており、この変化はコンテンツとファンの関係、コンテンツの楽しみ方、市場の範囲等に影響を与えています。この変化を捉え、新たなWeb3テクノロジーをファンマーケティングにも取り入れることが、グローバルなファンと影響力の獲得、そして新たなエンタメ経済圏の創造につながると考え、株式会社YOAKE entertainmentの設立に至ったという。
今後の展開については、エンターテインメント業界で数多くの功績を残し、今もなお第一線で活躍する秋元氏と、日本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network」のファウンダーである渡辺氏が初の共同事業として、Web3テクノロジーを活用したグローバルなエンターテインメントプロジェクトを始動。秋元氏総合プロデュースのもと、男性アイドルグループの創出と育成を行い、エンタメ経済圏の創造とグローバル化を実現していく。
同プロジェクトでは、ブロックチェーン技術により、ファンとアイドルの関係を根本的に変える革新的な手法を提供し、世界中のファンが地域や言語の壁を超えてアイドルグループを応援することを可能にする。暗号資産交換所でトークンを購入するだけでなく、アイドルグループを応援・サポートする活動(楽曲の視聴、CDやグッズの購入、イベントへの参加、UGCコンテンツの投稿、キャンペーンの参加など)がトークン獲得に直接結びつくエコシステムの確立を目指していく。また、トークン経済に世界中の誰もが簡単に参加できるようグローバル言語でコンテンツを展開、プロモーションを行っていき、将来的には、“既存アイドルグループ”におけるエコシステムの導入も目指しながら、トークンを活用したグローバルなエンタメ経済圏を拡大していくという。
秋元氏は「僕が創太くんに興味を持っているのは、僕がよく分かってないからなんです。だからこそおもしろいと思ってます。未来には、今や過去を否定したものが必ず出てくるはずです。僕が理解できることは、つまり過去や今にあるもの。僕が創太くんに『Web3を使ってこういうことをやろうよ』というのは想像できる範囲だからおもしろくないと思ってます。“この人に出会わなければ考えられなかったこと”に出会うことが新しい可能性。創太くんにはそれを期待しているし、グローバルで勝つコンテンツができる未来があると考えてます」とコメントした。
また、渡辺氏も「数々の社会の変動と向き合いながら、常に日本のエンターテインメントの第一線で活躍している秋元さんが生み出すコンテンツを、自分たちのWeb3プラットフォームにのせて発信することが今から楽しみです。エンタメとWeb3テクノロジーをかけ合わせることで、アクティビティをブロックチェーンに記録し、特定の行動を行った方向けのインセンティブ設計や、イベントに世界中の誰もが参加することが可能になります。エンタメコンテンツの可能性を広げ、グローバルで勝負していきます」と今後の展望を明かした。