竹内涼真、特殊メイクに10時間 ゴーレムの動きノープランも自然と体現「気づいたらああいう動きに」
俳優の竹内涼真、菅田将暉が7日、都内で行われた『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の公開記念舞台あいさつに菅原伸太郎監督とともに出席した。
菅田将暉も4時間かけた特殊メイクで出演
俳優の竹内涼真、菅田将暉が7日、都内で行われた『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』の公開記念舞台あいさつに菅原伸太郎監督とともに出席した。
ゴーレムウィルスという噛まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描く。この日の舞台あいさつは上映後とあって“ネタバレあり”でトークは展開された。
本作で、竹内演じる主人公・間宮響はゴーレムになってしまうが、その特殊メイクに「休憩入れつつ10時間くらい」費やしたと告白し、会場を驚かせた。「自分がゴーレムになったらどうしようって思っていたけど、特殊メイクを作り上げる時間で自分を見ていると、だんだんゴーレムの動きになってくる。僕は何も考えないで現場に入って、気づいたらああいうモーションになっていた」とゴーレム姿での撮影を振り返った。
本作の主題歌を担当した菅田も、重要な役どころで劇場版本編にも出演していることが解禁となった。菅田も4時間かけた特殊メイクで出演。ほぼ顔が隠れており、竹内は「現場で久々に会えるのを楽しみにしていたけど、メイクで顔が隠れていて片目しか出ていないし、うれしかったけど、なんとも言えない感じ。『誰だろう』って」と複雑な心境になったことを明かして笑わせた。
菅田とのアクションシーンについては「絶妙な力の入れ具合や、あうんの呼吸がないと成立しない。かといって打ち合わせすると作り物っぽくなってしまう。少ない言葉を交わして本番をやりましたね」といい、「僕はあの瞬間、なんとも言えないつながった感じがした。あれはうれしかったな。久々でもあまり関係ないなって」と菅田に絶大な信頼を寄せていた。