出口夏希、GP帯連ドラ初ヒロイン&中国語を初披露 主演・山下智久と初共演「撮影がとても楽しみ」
俳優の出口夏希が2024年4月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『ブルーモーメント』(水曜午後10時)のヒロインに抜てきされたことが7日、分かった。キャリア初となるGP帯連ドラで、同局の月9ドラマ『君が心をくれたから』(1月期)に続き、2クール連続のレギュラー出演。主演を務める山下智久とは初共演となる。
撮影は国土交通省、消防庁がバックアップ
俳優の出口夏希が2024年4月スタートのフジテレビ系連続ドラマ『ブルーモーメント』(水曜午後10時)のヒロインに抜てきされたことが7日、分かった。キャリア初となるGP帯連ドラで、同局の月9ドラマ『君が心をくれたから』(1月期)に続き、2クール連続のレギュラー出演。主演を務める山下智久とは初共演となる。
同作は、現在『COMIC BRIDGE』で連載中の小沢かな氏による漫画『BLUE MOMENT』が原作。コミックスは2巻まで発刊しており(3巻は4月発売予定)、ファンの間で映像化が強く待ち望まれてきた人気作品だ。甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM本部(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語が描かれる。
ヒロインを務める出口が演じるのは、気象庁気象研究所の研究助手・雲田彩(くもた・あや)。帰国子女で中国語が堪能。仕事はできるが、思ったことをズケズケ言ってしまうため、組織人には向いておらず、前職を退職することに。そんな中、気象庁気象研究所所長・上野香澄(うえの・かすみ)が出した求人募集を見つけ、晴原柑九朗(はるはら・かんくろう/山下)の元へ。彩のあまりの気象素人っぷりとハッキリものを言う姿勢に最初晴原は拒絶する。だが、名前に“雲”がついていることから“名前がいい”という理由で一発逆転、彩は晴原に仮採用され、助手としてSDM本部に配属。素人の彩は、最初は全く戦力にならないが、懸命に食らいついていく。今まで転職を繰り返していた彩がなぜ、そこまでSDMでは頑張れるのか。それは彼女自身が抱えている秘密に理由があった。
さらに、気象庁、国土交通省、東京消防庁全面バックアップのもと撮影することが決定。気象庁からは、気象災害に関する資料提供と撮影協力、国土交通省からは車両協力、そして東京消防庁も撮影協力として入り、過去に類を見ない壮大なスケールで放送する。
また、気象監修を担うのは、気象庁気象研究所主任研究官として防災・減災のために豪雨・豪雪などの気象災害をもたらす雲の仕組みの研究に取り組んでいる荒木健太郎氏。荒木氏は、雲研究者として多くの書籍を執筆しているほか、第43回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、最優秀音楽賞を受賞し顧客動員数1000万人を突破した映画『天気の子』(東宝/2019年)で気象監修を担当。さらに、本作の原作でもある『BLUE MOMENT』でも監修を務めており、活躍の幅は多岐にわたる。
演出は『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』シリーズなどを手がけてきた田中亮氏に決定。山下とおよそ7年ぶりにタッグを組み、気象災害に立ち向かうSDM本部メンバーの奮闘劇を作り上げていく。
以下、コメント全文。
○出口夏希
――フジテレビのゴールデン・プライム帯連続ドラマのヒロインに大抜てきされたことについて。
「お話をいただいた時は驚いたのと同時に、今の自分にできるのかなという心配もありました。いろいろ考えたりもしたのですが、作品の内容を聞いてすごく心に響いたのもあり、挑戦してみたいと思いました。原作の漫画や台本を読みながら、クランクインに向けて頑張っています!」
――演じられる雲田彩について。
「彩は、年上の方にも躊躇(ちゅうちょ)なく物事をハキハキと伝えられる明るい子で、すごく気持ちのいい性格の子だなと思いました。今回、小さい頃から話していた中国語をテレビドラマで初めて披露させてもらうのですが、役に生かすことができてすごくうれしいです」
――主演の山下さんの印象や共演で楽しみなこと。
「初めて共演させていただくのですが、実際にお会いしてテレビで見ていた山下さんそのままの方だなと思いました。これからの撮影がとても楽しみです」
――ドラマ撮影への意気込みと、放送を楽しみにしている視聴者の方へメッセージ。
「私自身も彩と一緒に成長していく作品になると思います。その姿が皆さんの心に届くように精一杯演じていきたいと思います!」
○プロデュース・高田雄貴さん(フジテレビ ドラマ・映画制作部)
「雲田彩は『ブルーモーメント』の世界に、そして主人公・晴原に、光をもたらすヒロインです。そんな彩を演じていただく方には華やかさ、凛とした強さ、そしてフレッシュさが必要だと考えました。“この3条件をハイレベルで兼ね備えた方…”と考えた時に真っ先に浮かんだのが、出口夏希さんでした。5年前『ココア』で初めて出口さんを拝見した際、天性の透明感に衝撃を受けましたが、それからもさまざまな作品で目覚ましいご活躍をされ、その天賦の才に磨きをかけられています。さらに彩は帰国子女で外国語を自在に話すという難しい役柄ですが、出口さんご自身も流ちょうな中国語を操られるため、運命的なキャスティングになったと感じています。素人だった彩が努力し、成長してSDMの戦力になっていく様子を、視聴者の皆さまも彩と同じ目線で楽しんでいただけると思います。出口さんの熱演、どうぞご期待ください!」