北川景子&中村倫也出演のサスペンス映画『ファーストラヴ』、祝日にBSテレ東で放送

俳優の北川景子が主演し、中村倫也、芳根京子、木村佳乃、窪塚洋介、板尾創路らが出演する映画『ファーストラヴ』が12日、BSテレ東で本編ノーカット放送されることが6日に発表された。無料テレビ初放送となる。

映画『ファーストラヴ』に出演する北川景子(左)と中村倫也【写真:(C)2021「ファーストラヴ」製作委員会】
映画『ファーストラヴ』に出演する北川景子(左)と中村倫也【写真:(C)2021「ファーストラヴ」製作委員会】

女子大生が犯した事件から始まるサスペンス

 俳優の北川景子が主演し、中村倫也、芳根京子、木村佳乃、窪塚洋介、板尾創路らが出演する映画『ファーストラヴ』が12日、BSテレ東で本編ノーカット放送されることが6日に発表された。無料テレビ初放送となる。

 同作は、小説家・島本理生氏が第159回直木賞を受賞したベストセラーサスペンスが原作。父親を刺殺し逮捕された女子大生と、事件を取材する臨床心理士、それぞれの周辺人物を通じて、現代社会における家族の闇を描く。映画の監督は『20世紀少年』、『SPEC』、『TRICK』などを手掛けた堤幸彦氏が務めている。

 BSテレ東では、毎週月曜日の夜に洋画を中心とした映画を届ける『シネマクラッシュ』を放送しており、“月曜がお休みになるマンデーホリデイ”に、話題の邦画を放送する企画を行っている。建国記念の日で休みとなる12日は、マンデーホリデイの第3弾として『ファーストラヴ』を放送する。

 川沿いを血まみれで歩く女子大生・聖山環菜(芳根京子)が逮捕された。殺されたのは環菜の父親(板尾創路)。アナウンサー志望だった環菜は、「動機はそちらで見つけてください」という挑発的な言葉で世間を騒がせる。北川演じる事件を取材する公認心理師・真壁由紀は、夫・我聞(窪塚洋介)の弟で弁護士の庵野迦葉(中村倫也)とともに、環菜の本当の動機を探るため面会を重ねる。

 二転三転する環菜の供述に翻弄(ほんろう)され、真実がゆがめられる中で、由紀は環菜にどこか過去の自分と似た“何か”を感じ始める。さらに、自分の過去を知る迦葉の存在と、環菜の過去に触れたことをきっかけに、由紀は心の奥底に隠したはずの“ある記憶”と向き合うことになる。

 テレビ東京・映画部で番組プロデューサーの五十嵐智之氏は、「アナウンサー志望だった女子大生がなぜ父親を刺してしまったのか。そして彼女はなぜ、動機について何も語らないのか……。北川景子さん、芳根京子さんら俳優陣の迫力ある演技と、二転三転する展開にラストまで目が離せません」と語り、「すべての真相が明らかになった時、感動とともに、見た人それぞれの“ファーストラヴ”の意味を考えずにはいられなくなるはず」と呼びかけている。

次のページへ (2/2) 【写真】「動機はそちらで…」と挑発的な言葉を述べる聖山環菜役の芳根京子
1 2
あなたの“気になる”を教えてください