綾野剛、髪を赤色に染める 別作品の役作りも“紅色”に「寄ってしまう」

俳優の綾野剛が5日、都内で行われた映画『カラオケ行こ!』の大ヒット御礼舞台あいさつに齋藤潤、坂井真紀、宮崎吐夢、八木美樹、後聖人とともに出席した。

イベントに登場した綾野剛【写真:ENCOUNT編集部】
イベントに登場した綾野剛【写真:ENCOUNT編集部】

タンバリン持参のファンも

 俳優の綾野剛が5日、都内で行われた映画『カラオケ行こ!』の大ヒット御礼舞台あいさつに齋藤潤、坂井真紀、宮崎吐夢、八木美樹、後聖人とともに出席した。

 和山やま氏による同名漫画が原作。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも歌を上達したいヤクザの成田狂児が、合唱部部長の中学生・岡聡実に歌唱指導を依頼する…というストーリーが展開される。

 この日は応援上映の舞台あいさつ。音出しOKとあってタンバリン持参のファンもおり、綾野は「最高にうれしい。この作品にとっていい相乗効果。ここにいるのがコンサートに立たせてもらっているような感覚になる。とてもこの作品と相性のいい関係性」と笑顔を浮かべた。

 綾野は一部の髪を赤に染めたヘアスタイルで登場。演じた狂児の十八番がX JAPANの楽曲「紅」であることから「紅色ですね」と照れ笑いを浮かべ、「別の作品の役作りでやっていまして。“くすんだ赤い色”というイメージだったのですが、どうにも紅色に寄ってしまうことが起きまして。別作品も楽しくやっているのですが、こちらにも親和性がある状態のまま来られたのもなにかの縁。喜んでいただけたら」とコメント。会場は拍手とタンバリンの音に包まれた。

 綾野は本作の撮影を振り返り、「解像度を上げていく作業といいますか、原作で描ききれていないものを、どうやって解像度を上げてくのかというのがこの作品のテーマとしてあった」と説明。「(脚本の)野木(亜紀子)さんの表現方法が、最終的に聡実くんにかかってくる。『紅』という曲を愛している方々に対しても浸透していくような言葉の力を感じました」と語った。

 舞台あいさつでは齋藤が綾野に向けて感謝の手紙を読み上げる場面も。感極まって涙を流した齋藤を抱き寄せた綾野は「ずっと見続けている。必ずまた共演しましょう」と再会を誓った。

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