ATEEZが日本公演 巨大タワーで観客を圧倒 「皆さんが輝けるよう照らします」
韓国の8人組ボーイズグループ・ATEEZ(エイティーズ)が3日と4日の2日間にわたって埼玉・さいたまスーパーアリーナでワールドツアー「TOWARDS THE LIGHT : WILL TO POWER」の日本公演を行った。
日本語を熱心に勉強 ステージではほぼ100%日本語であいさつ
韓国の8人組ボーイズグループ・ATEEZ(エイティーズ)が3日と4日の2日間にわたって埼玉・さいたまスーパーアリーナでワールドツアー「TOWARDS THE LIGHT : WILL TO POWER」の日本公演を行った。
チケットが販売開始早々に完売するなど日本でも高い人気を集めている同グループ。ブルーのペンライトが客席で揺れる中、目玉を模した巨大タワーの下から登場したメンバーは「ぼくらと一緒に楽しみましょう!」とシャウトしながら米Billboard 200で1位を獲得した2ndフルアルバム「The World EP.Fin: Will」のタイトル曲「Crazy Form」を披露すると会場の熱気はいきなり最高潮に。「Say My Name」でさらに観客をあおりながら怒涛(どとう)のスタートを切った。
「皆さん、会いたかったです!」「お久しぶりです!」と笑顔を絶やさぬメンバー。中盤では「MATZ」「ARRIBA」「BOUNCY (K-HOT CHILLI PEPPERS)」「Fireworks (I’m The One)」などをたたみかけ激しいビートで観客を圧倒。日本の新しいファンのために「Cyberpunk」「UTOPIA」「Turbulence」の日本語バージョンも披露して大きな歓声を浴びた。デビュー以来、初となるユニットやソロ曲も交えながらメンバー8人それぞれの魅力を思う存分発揮し盛り上げた。メインボーカルのジョンホは「今日のコンディションはとても良いです」と明かし、超絶ハイトーンボイスを次々と響かせた。また、公演のタイトルに合わせて、ステージでは「光」や「輝き」を演出。闇の勢力に捕らえられてもサバイバルを果たし光にたどり着く、という重厚なメッセージも込めるなど音楽にストーリー性を加えた演出で観客のハートを揺さぶった。
日本公演に備えてメンバーは熱心に日本語を勉強したといい、ステージでもほぼ100%日本語であいさつするという徹底ぶりだった。最後のあいさつでは「皆さんが輝けるようぼくが照らします」「もっと光り輝く存在になります」「皆さんが輝きを失わないよういつもぼくらがそばにいます」と再会を誓った。メンバーがサプライズで今年夏に初となる日本ファンミーティングの開催を知らせると会場から喜びの悲鳴が上がった。28日に3rd日本シングル「NOT OKAY」を発売する。