【ROAD TO UFC】21歳鶴屋怜、デビュー9連勝でUFC契約勝ち取る 早速豪語「早く日本人初のUFC王者になりたい」

格闘技イベント「ROAD TO UFC」が3日(日本時間4日)、米ネバダ州ラスベガスで行われ、21歳のホープ鶴屋怜(パラエストラ千葉ネットワーク)が見事にUFC契約を勝ち取った。フライ級決勝で、ジー・ニウシュイエ(中国)に1R・4分59秒TKO勝ち。試合後には喜びを爆発させた。

TKO勝ちし、UFC契約を勝ち取った鶴屋怜【写真:(C)U-NEXT】
TKO勝ちし、UFC契約を勝ち取った鶴屋怜【写真:(C)U-NEXT】

残り1秒でのフィニッシュ「ワンチャン賭けてみました」

 格闘技イベント「ROAD TO UFC」が3日(日本時間4日)、米ネバダ州ラスベガスで行われ、21歳のホープ鶴屋怜(パラエストラ千葉ネットワーク)が見事にUFC契約を勝ち取った。フライ級決勝で、ジー・ニウシュイエ(中国)に1R・4分59秒TKO勝ち。試合後には喜びを爆発させた。

 鶴屋は2021年にDEEPでプロデビュー。22年12月にはPANCRASEフライ級タイトルマッチで勝利し、王座獲得に成功した。昨年5月に中国・上海で行われた「Road to UFC Season 2」のフライ級トーナメントに参戦。1回戦で1本勝ちすると、8月の準決勝でも判定勝ち。そしてこの日の決勝で1R・TKO勝利でUFC契約を勝ち取った。戦績はこれで9戦全勝となった。

 試合後のインタビューでは「めちゃくちゃうれしいです! 最高です!」と喜びを爆発させた。1R、残り1秒でのフィニッシュには「『残り10秒』というのは聞こえてて、あっちも相当疲れてたし、なんなら全然力が出てなかったんで、『10秒……いけるかな!?』ってワンチャン賭けてみました」と振り返った。

 勝利者マイクでは「負けを知りてー!」と絶叫。これについては「元ネタとかはないんですけど(笑)、負けたことがないんで(笑)、『味あわせてくれないかな?』と思って、UFCのランカーたちが。そういう意味でちょっと言ってみました」と笑った。

 これでUFCファイターに。「UFCチャンピオンしか狙っていないのでなるべく早く日本人初のUFCチャンピオンになりたいです」と力強く意気込んだ。

次のページへ (2/2) 【動画】試合後に父・浩さんと涙の抱擁を交わす鶴屋怜の姿
1 2
あなたの“気になる”を教えてください