タレントの香取慎吾が11日放送の日本テレビ系『行列のできる相談所』（日曜午後9時）にスペシャルMCとして14年ぶりに番組出演することが4日、分かった。

　最高視聴率20％超えを記録した伝説の月9ドラマ『人にやさしく』SPと題し、22年前に共演した香取、加藤浩次、松岡充、須賀健太がスタジオに大集結。全員が顔を合わせるのは7年ぶり。今だからこそ話せる当時の裏話など、懐かしいエピソードを語る。

　男の友情と、家族の愛情を描いたホームドラマ『人にやさしく』。作品内で、つらいことがあったときに出演者みんなで行っていた決めポーズの「3（スリー）ピース！」は、普通の「ピース」よりも、もっと幸せになれると、当時の大ブームに。

　今回、須賀は内緒で香取のいるスタジオに突然入ってくるというドッキリを仕掛ける形で「行列」への出演を快諾。しかし、本当のターゲットは須賀。実はそこには、香取だけでなく、ドラマ『人にやさしく』のメンバーである加藤、松岡の3人が待ち受けており、3人の繰り出す3ピースに突然でも対応できるのか……という逆ドッキリを敢行する。

　須賀への逆ドッキリを前に、すでに集結していた香取、加藤、松岡の3人は「懐かしい―」とカメラに向かい3ピース。すかさず、それを現場のフワちゃんが携帯で撮影し、一気に22年前に戻ったかのような雰囲気に包まれた。

　スタジオでは、当時の裏話が盛りだくさん。ドラマ撮影当時に香取が行っていた“セリフの驚くべき覚え方”や、共演した俳優への贈り物の数、さらには、加藤がドラマロケの休憩中に自分だけ受けた恥ずかしい話や、松岡の愛車が大変なことになったエピソードなど、東野、後藤も驚きを隠せない話が次々と飛び出す。

　7歳だった須賀は、香取にはいつも遊んでもらっていて大好きだったし、松岡もかっこよくスマートで大好きだったが、加藤のことだけは怖かった……と衝撃の告白。

　そのほか、スタジオゲストの春風亭一之輔は「なんで今日俺ゲストなの？」と言いつつも、みんなと一緒に3ピースする。