ジャニーズ性被害当事者の会・平本淳也代表が体調不良で辞任「遺言まで用意している状況です」
ジャニーズ性加害問題当事者の会の平本淳也代表は1日、同会の代表を体調不良で辞任することを明らかにした。ENCOUNTの問い合わせに応じ、以下の声明文を発表した。
声明文を発表
ジャニーズ性加害問題当事者の会の平本淳也代表は1日、同会の代表を体調不良で辞任することを明らかにした。ENCOUNTの問い合わせに応じ、以下の声明文を発表した。
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【ご報告】病状と辞任のお知らせ
長く患っているパニック傷害と強迫性傷害に加えて、心的外傷後ストレス傷害(PTSD)と鬱(うつ)病の診断があったことは既にご報告済み(1月15日)ですが、その後1月22日、23時頃、頭から胸と背中を含む左上半身の全体が痛み、これに耐えられずに救急車を呼びました。
脳と心臓の疾病を疑い、心電図と酸素呼吸に脈や血圧などの検査を受けている最中に痛みも和らいだので自分の希望もあり、通院を約束して入院せず帰宅しました。22日だけで、2時頃、5時頃と救急車を呼んだ23時の3回もあり、この数ヶ月で数十回(昨年10月頃から)ある原因不明な病です。痛みは今も毎日あります。
その都度、とにかく痛くて立てなくなり倒れてしまいますが、毎回30ー60分程度で緩やかに回復するというもので、これまで何度もある症状に身体も心も疲弊しております。予兆なく急に襲ってくることで、その怖さは計りしれず、また現在は痛み止め以外の予防が出来ずに苦労してます。
ただ、毎日ある症状で段々と重くなり、22日夜は本当にもうダメだと、意識があるうちに救急車を呼んだ次第です。通院はほぼ毎日あり、検査は繰り返し行なっております。
救急の翌23日には、まず脳神経外科で検査を行いましたが、その原因にあたるものは見当たらず、内科はもちろん、筋肉や骨も疑いながら整形外科でも検査を受けましたが、同じく原因は不明の結果です。新たにリウマチと膠原病の診察も受けてます。
これまで各科にて、レントゲンやMRIに血液検査など緊急的に必要な検査は行いましたが、病状から一時的に疑われた大動脈瘤解離等には現状では至らず、過度のストレスから症状が悪化した何かしらである可能性や全く他の未知なる病気という線も残されています。
まだ今後も長期的に検査を続けていく必要があるとのことです。痛みがないときは精神的なる不安定な症状を除いて普段と変わらないので、その時々によりますが、日常の基本的な生活は、見た目を含めてなんとか過ごせます。ただ鬱の症状も悪化が見られており、加えて突然に襲ってくる激痛なので、注意して経過を診ています。
もちろん、医師に従って処方された薬に頼りながらではありますが、今を乗り切ろうと痛みに耐えながら強くも気持ちを保っておりました。しかし、今後に長く続く治療や検査のため、心身にも耐え難い事や時間を避けるべくして務めなければなりません。
これまでの過酷な活動における代償なのか、おそらく自分自身でも想像していた以上に蝕まれているようです。特に今は何事もなく心を落ち着かせて過ごす時間が必要であり、ネガティブな情報を全て排除していかなればならない状況において、この苦渋なる決断を迫られたことに至ります。
自分の身にいつ何が起こるかわかりません。遺言まで用意している状況です。家族や親戚など周りの方々に対しても、これ以上の負担は難しく限界です。ここまで悪化してしまうまで気がつかずに、ただひたすら前を向いて努力して参りました。
これまで出来る限りのことはやってきましたが、既に限界を超えてしまっているようです。多くの被害者たちと誠心誠意に向き合ってきました。今も毎日のように告白や相談がありますが日々しっかり対応しております。ただ今後、自分の症状で皆に迷惑がかかってしまうことを懸念しています。平本淳也