平原綾香、歌手人生20年で最小面積の衣装に挑戦 家族からは心配の声「本当にいいのか」
歌手の平原綾香が1日、都内で行われた『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』(6月20日より上演)の製作発表記者会見に、井上芳雄、甲斐翔真、望海風斗とともに出席。同ミュージカルで着用した衣装が、20年の歌手人生の中で最小布面積だったことを明かした。

帝国劇場の匂いにこだわり「あの匂いだけは引き継いで」
歌手の平原綾香が1日、都内で行われた『ムーラン・ルージュ! ザ・ミュージカル』(6月20日より上演)の製作発表記者会見に、井上芳雄、甲斐翔真、望海風斗とともに出席。同ミュージカルで着用した衣装が、20年の歌手人生の中で最小布面積だったことを明かした。
ナイトクラブ「ムーラン・ルージュ」の花形スター・サティーン役は平原と望海のダブルキャストで上演。劇中の中で、最もサティーンらしいと思った衣装はと聞かれた平原は「身にまとう布面積は、私の歌手人生20年の中で1番少なかったです。親戚や家族、友だちからは『大丈夫なのか。本当にいいのか』という声がありました」と打ち明けた。
劇中では水着と似たデザインの衣装・ダルマを着用するシーンがあったとのこと。これについて平原は「不思議と慣れていたのは、ずっとクラシックバレエをやっていたので、レオタードを着慣れていたんです。だから、意外にすこすこしなかった」と振り返った。
同ミュージカルの上演劇場である東京・帝国劇場が、2025年2月より休館することについてもトークを展開。平原は「帝劇の匂いが好きで、臭いって意味じゃないですよ。帝劇の匂いを嗅ぐと、演劇スイッチが入る気がして、あの匂いが大好きなんです」と言い、「だから、リニューアルされてもあの匂いだけは引き継いでいただいて。あれが新築の匂いになったら『何か違う!』って思うの」と懇願した。
同ミュージカルは、19年7月にブロードウェイで初演。23年6月に東京・帝国劇場で日本初演のプレビュー公演の幕を開け、8月31日の千穐楽まで全85回の公演を行った。今回の再演では、東京・帝国劇場に加え、大阪・梅田芸術劇場メインホールでの上演も決定している。クリスチャン役は井上と甲斐のダブルキャストで行う。
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