引退示唆の武尊、再起へSNS更新「1日でも早く動ける身体に」 死闘で上腕二頭筋も断裂
キックボクサーの武尊(32=日本)は28日、格闘技イベント「ONE 165: スーパーレック vs. 武尊」(東京・有明アリーナ)のメインで行われたフライ級キックボクシング世界タイトルマッチで王者スーパーレック・キアトモー9(タイ=28)と対戦。判定負けを喫した。試合翌日には太腿の筋断裂を報告したが、別の部位も断裂していたようだ。
ローキック被弾の左足も筋断裂
キックボクサーの武尊(32=日本)は28日、格闘技イベント「ONE 165: スーパーレック vs. 武尊」(東京・有明アリーナ)のメインで行われたフライ級キックボクシング世界タイトルマッチで王者スーパーレック・キアトモー9(タイ=28)と対戦。判定負けを喫した。試合翌日には太腿の筋断裂を報告したが、別の部位も断裂していたようだ。
満身創痍(そうい)の試合だった。立ち技最強ONEの王者・スーパーレックの重たく硬い右のローキックに武尊の左足は悲鳴。のちに筋断裂が分かった左足は紫色に変色し、試合後は車いすになっていた。
3R、スーパーレックのボディーに猛ラッシュをたたきこんだ武尊。自分の攻撃で上腕も負傷してしまったようで31日に更新した自身のXには「足が痛すぎて気がつかなかったけどお風呂入ろうと思って上着脱いだら上腕も筋断裂してた。自分の攻撃にも耐えられなくなってるのかな」とパックリと割れた上腕二頭筋の写真を公開していた。
この写真にファンからは「まさに限界を超えた死闘」「ボロボロだ」「ダメージが大きすぎる」「こんな真っ二つになるんだ」など驚きの声が上がっている。
また武尊は同日、インスタグラムを更新し「昨日まではもうやりきった気持ちだったのに今日は朝起きてめちゃくちゃ悔しい気持ちになった。とりあえず1日でも早く動ける身体に戻す」と一時は引退を示唆したが、再起を誓っている。