格闘技イベント「RIZIN」が31日、今年3月に兵庫・神戸で開催の興行に関するカード発表会見を行った。当初はナンバーシリーズ「RIZIN.46」として開催する予定であったが、「RIZIN LANDMARK 9」に変更となった。

　榊原信行CEOは「2024年シーズン第2戦目。ナンバーシリーズで行く予定でしたが、ランドマークシリーズに変更させていただきたいと思います」とあいさつ。その理由は特にないといい、年間の興行のバランスを見ての変更だったという。

　2023年にRIZINデビューし、3連勝を飾っているイゴール・タナベが参戦。ストラッサー起一と対戦するが、「今回の試合は世界で日本を代表して戦ってきた選手。必ず超えなきゃいけない試合だと思っております」と意気込み。

　対戦相手の印象について「MMAは強いんですけど、MMAでも僕の方が全てに上回っているのを見せたいですね」とコメントした。

　MMAで3連勝しているが、MMAのイメージについて「どんどん楽しくなってきていますね。最初は妻が妊娠したときにお金のためにMMAをやるって決めました。その考えだけだったのですが、やるにつれて楽しくなってきた。自分のなかでは世界一になりたいですね。なります」と語った。

　一方のストラッサーは42歳。UFCやBellatorの舞台も経験している。会見の冒頭では今も昔も変わらない情熱について語っていたが、その理由について「1番は格闘技が好きだということ。自分はRIZINのチャンピオンを目指して取り組んでいて、周りの思いとかを背負っている」と使命感であることを明かした。さらに「マイナスをプラスに変える人生だったので。全部勝ってそこを見てもらいたい」と意気込んだ。

■これまでに発表された「RIZIN LANDMARK 9」の対戦カード

【発表された対戦カード】

・矢地祐介―白川陸斗（71キロ、5分×3R）

・赤平大治―吉岡雄希（56.5キロ、3分×3R）※キックボクシングルール

・松山瞬―櫻井芯（57.5キロ、3分×3R）※キックボクシングルール

・野田蒼―上村雄音（53キロ、3分×3R）※キックボクシングルール

・憂也―蛇鬼将矢（70キロ、3分×3R）※キックボクシングルール

・高木凌―西谷大成（66キロ、5分×3R）

・中村優作―アルマン・アシモフ（57キロ、5分×3R）

・貴賢神―コーディー・ジェラベック（120キロ、5分×3R）

・金太郎―ダイキ・ライトイヤー（61キロ、5分×3R）

・久保優太―高橋遼伍（66キロ、5分×3R）

・山本アーセン―柴田“MONKEY”有哉（57キロ、5分×3R）

・イゴール・タナベ―ストラッサー起一（77キロ、5分×3R）

・ホベルト・サトシ・ソウザ―中村K太郎（71キロ、5分×3R）

【既報対戦カード】

・武田光司―萩原京平（66キロ、5分×3R）

・RENA―シン・ユリ（49キロ、5分×3R）

・井上直樹―佐藤将光（61キロ、5分×3R）