3階級王者スティーブンソンが26歳で電撃引退 21戦全勝の逸材…井上尚弥に対戦要求の過去も
プロボクシングの現WBC世界ライト級王者で3階級王者のシャクール・スティーブンソン(米国)が29日(日本時間30日)、自身のSNSで突然の引退を表明した。
自身のSNSで「私はボクシングから正式に引退する」
プロボクシングの現WBC世界ライト級王者で3階級王者のシャクール・スティーブンソン(米国)が29日(日本時間30日)、自身のSNSで突然の引退を表明した。
26歳のスティーブンソンはXに「私はボクシングから正式に引退する」と投稿。今後についてはボクサーとしてではなく、ボクシング界に携わり、後進の指導にあたるという。
スティーブンソンはリオ五輪で銀メダルを獲得。元5階級制覇王者のフロイド・メイウェザー(米国)から高く評価され、“ネクスト・メイウェザー”の声も上がった。
2017年のプロデビュー後も快進撃を続け、フェザー級、スーパーフェザー級で世界王者に。昨年11月にエドウィン・デ・ロス・サントス(ドミニカ共和国)とのWBC世界ライト級王座決定戦で勝利を収め、3階級制覇を成し遂げたばかりだった。戦績は21戦全勝(10KO)。
井上尚弥との対戦を熱望するようなコメントを発することもあった。
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