28日にAKB48を卒業した本田仁美が29日、都内で1stフォトブック『本田仁美（AKB48）1st PHOTO BOOK明日の向こう側』（宝島社）の刊行記念イベントを行った。

　本田は、2014年にAKB48 チーム8の栃木県代表メンバーとして12歳で加入。18年からは約2年半、日韓合同のアイドルグループ・IZ*ONE（アイズワン）のメンバーとして日韓を中心に活動し、きのう28日に秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行い、約10年のアイドル活動に終止符を打った。

　卒業を実感したのはAKB48劇場での公演で「ステージに立ったときが卒業を1番実感しました。思い入れがとてもあった場所なので、AKB48人生最後のステージに立っているんだと思うと、感慨深いものがあった。それで結構泣いてしまったところもあった」と一夜明けて振り返った。

　AKB48劇場での思い出を聞かれると、「加入当初、最初の夏休みはまだ栃木県に住んでいたので、栃木から東京まで通っていた。毎日劇場公演のレッスンをしていた。青春をすべて注いだのが劇場だった。夏休みの日々が1番思い出になっています」と懐かしんだ。

　卒業と同じタイミングで発売されたフォトブックでは、4人の写真家が異なるコンセプトで本田を撮影。ロングインタビューでは卒業の心境や幼少期のエピソード、これからの目標について赤裸々につづっている。

　撮影では「露出の多い衣装」を着る機会があったが、すっかり忘れてクリームパンを食べてしまったという。「マネージャーさんに確認したら結構露出の多い衣装で、忘れていた（笑）。もっと管理しておけばよかった」と反省しつつも、「ストイックなイメージと言われるので、逆にストイック過ぎない自分も見られる。楽しみに見てほしい」とアピールした。