GENERATIONS片寄涼太が初主演舞台に意気込み 『HiGH&LOW THE 戦国』は「HIROさんからの深いメッセージ感じる」
GENERATIONSの片寄涼太が主演を務める舞台『HiGH&LOW THE 戦国』が29日より東京・THEATER MILANO-Zaで開幕する。28日には囲み取材と公開ゲネプロが行われた。
『HiGH&LOW』は「LDHが大切にしてきた作品」
GENERATIONSの片寄涼太が主演を務める舞台『HiGH&LOW THE 戦国』が29日より東京・THEATER MILANO-Zaで開幕する。28日には囲み取材と公開ゲネプロが行われた。(取材・文=大宮高史)
LDH JAPANが提供する総合エンタテインメント・プロジェクト『HiGH&LOW』シリーズの最新作となった『HiGH&LOW THE 戦国』は戦国時代を舞台に、音楽やダンス、迫力ある映像をふんだんに取り入れたスペクタクルな活劇。5つの国が割拠する戦乱の世で男たちの戦いが繰り広げられる。メインキャストによる囲み取材には主演の片寄と、THE RAMPAGEのRIKU、藤原樹、浦川翔平、また宝塚歌劇団専科の水美舞斗と瀬央ゆりあが出席した。
『須和国(スワノクニ)』のリーダー・黄斬(きざん)役で主演を務める片寄は、初出演の舞台で主演の大役に。「自分自身LDHに所属して10年以上になりますが、お話を聞いた時は『HiGH&LOW』が舞台になるということで、期待感を感じつつ、戦国というテーマで『どういう作品になるのか』とワクワクと不安を感じたのを覚えています。RAMPAGEのメンバーそれぞれも舞台経験があり、宝塚歌劇団のお2人もすごく経験がある方なので、イロハを教えていただきながら温かいご指導というか、サポートをいただいて今日を迎えることができました」と語った。
作品の印象を聞かれた片寄は「多くの出演者それぞれが、主役級の思いと覚悟を背負って役を生きているのが『HiGH&LOW』シリーズの見どころかなと思います。伏線があったり、一つひとつのセリフに意味合いが込められているのも『HiGH&LOW』らしくて、この舞台にも反映されています」と語る。
さらに片寄は「もしかしたら、『HiGH&LOW』ってすごく深くて、(プロデューサーの)EXILE HIROさんから僕らにメッセージが送られているような、そんな気がして。HIROさん自身が感じ取ったものが作品になり言葉になり、僕のセリフになっている気もしています。LDHが大切にしてきた作品だからこそ、自分の今の立場やこれからの人生について、深いメッセージが込められているんじゃないかと感じることができました」と、HIROから託された思いについても触れた。劇中では須和国を率いる黄斬として殺陣を踊り、客席からも縦横無尽に登場。主題歌『NO FEAR NO MORE』はじめ歌唱シーンでも存在感を見せる。
須和国に敵対する『尊武国(ソンブノクニ)』のリーダー・上宮地玄武をRAMPAGEのRIKU、『乃伎国(ノギノクニ)』のリーダーの神洲崎湧水を宝塚歌劇団の水美舞斗が演じ、3つの国は合戦へとなだれ込んでいく。迫力ある殺陣の中でも乃伎国の水美や、RAMPAGEの藤原樹の華麗なダンスが光り、RIKUは戦いを好む尊武国のリーダーとして鍛えた筋肉も露わに立ち回りで魅せ、ラップ風の劇中歌『INFERNO』も披露する。
さらに、それぞれの国のリーダーに仕える仲間にも見せ場がある。黄斬の幼なじみの吏希丸を演じる宝塚歌劇団の瀬央ゆりあ、玄武に仕える白銀(シロガネ)役のRAMPAGE・浦川翔平、湧水に仕える弦流役のRAMPAGE・藤原樹のパフォーマンスにも注目だ。客席も大いに活用した演出で、臨場感あふれる舞台にもなっている。
主要キャストからアンサンブルまで、全身全霊のパフォーマンスがみなぎる『HiGH&LOW THE 戦国』。「全出演者、関わる全スタッフが熱い思いで作り上げた作品になっていますので、多くの方に楽しんでいただいて新しい『HiGH&LOW』の世界を楽しんでいただけたらと思います」と片寄も現場の熱い空気をアピールした。
公演は29日から2月5日まで東京・THEATER MILANO-Zaで行われる。