【ONE】完敗の平田樹、笑顔の裏にあった悔しさ「自分は試合内容がついてきていない」
格闘家の平田樹(24=フリー)は今月28日に行われた格闘技イベント「ONE 165: スーパーレック vs. 武尊」(東京・有明アリーナ/ABEMA PPV ONLINE LIVEで国内独占生中継)で三浦彩佳(33=TRIBE TOKYO M.M.A)と対戦。判定負けを喫した。試合後、笑顔だったがその裏には悔しさもあった。
再起への質問に「欲張らない」
格闘家の平田樹(24=フリー)は今月28日に行われた格闘技イベント「ONE 165: スーパーレック vs. 武尊」(東京・有明アリーナ/ABEMA PPV ONLINE LIVEで国内独占生中継)で三浦彩佳(33=TRIBE TOKYO M.M.A)と対戦。判定負けを喫した。試合後、笑顔だったがその裏には悔しさもあった。
漬けられてしまった。打撃で距離を取りたかったが三浦の執拗なタックルでやりたい展開にはできず。15分間、しのぎ続けるような試合運びになってしまった。平田自身も「三浦選手の体も強かった。もっと打撃に行きたかった」と振り返る。
“今カノ”と“元カノ”対決という意識がファンの間にはある。それもあってか2人が会見やフェイスオフで対峙(たいじ)する姿は盛り上がった。
「女子の試合ってみんな休憩時間だと思ってしまう」と思いを明かす。実際に格闘技興行を現地観戦し、女子の試合の間にトイレに行く観客の姿を多く目撃したそうだ。両者は試合までの間、盛り上げてきた。三浦への感謝を口にする。
「この試合は三浦選手がいたから、盛り上がった。三浦選手がいてくれたから、みんなが見たいって思ってくれたと思う。三浦選手に感謝。だから笑って終えれたのは良かったと思います」
存在感を出さないといけない。SNSのフォロワー数と実力がともなっていないことは自分でも分かっている。リングの中では負けても笑顔だったが、試合後の囲み取材では「自分は試合内容がついてきていない。そこが1番の課題。これだけ盛り上げてたので、みんながもっと夢中になるような試合をしたかったです」と悔しさをにじませた。
再起への質問が飛ぶと「欲張らない」と首を横に振る。「もっともっと練習しなければいけないなと思っていて、いまここでカードを組まれても自信はないので、すぐ練習を開始して、誰とでも戦えるように準備したい」と誓った。