初単行本発売の中丸雄一、過去にメンバーネタ“暴露” 「週刊誌か」猛ツッコミも祝福「初日に買ってくれた」

KAT-TUNの中丸雄一(40)が28日、都内で行われた『山田君のざわめく時間』単行本発売記念会見に出席した。

会見に参加したKAT-TUNの中丸雄一【写真:ENCOUNT編集部】
会見に参加したKAT-TUNの中丸雄一【写真:ENCOUNT編集部】

『山田君のざわめく時間』単行本発売記念会見

 KAT-TUNの中丸雄一(40)が28日、都内で行われた『山田君のざわめく時間』単行本発売記念会見に出席した。

「月刊アフタヌーン」で2023年6月より開始した短期集中連載『山田君のざわめく時間』の単行本が、24年1月23日に発売開始となった。本格的なマンガ執筆および単行本発売は今作が初挑戦となる。

 中丸は「シンプルに感無量。うれしい。ゴールじゃないんですけど、少年の頃に夢見ていたことなので、過去の自分に頑張ったと言いたいくらいうれしい」と笑みを見せた。

 1番の試練は「隙間時間が限られていて、どうにか使って形にした」とし、「気を許すとメンタル的にも大変だったのでよく乗り越えられた」と自画自賛した。

 入ってみたマンガ界についても「その点めちゃくちゃ気になっていて、やるんだったら本腰入れてという気持ちだった。とは言え、端から見たら『芸能活動している兄ちゃんが片手間で来たのか』と思う人もいると思ったんけど、熱量を見てもらったのか、お会いする関係者の人もそうですし、温かく迎えていただいてホッとしています」と感謝を伝えた。

 今後の目標についても「ようやく山田君のシリーズが道ができたと思うので2~3巻を目指していきたいんですけど、今は10ページの積み重ねなんですけど、もうちょっと長い話にトライしながら書けたらいいなと思いますね」と構想を練っていた。

 新作のイメージはできていないというが「この山田君の本を完成するのに注力していた。その前はSFも書いていた。やっぱり難しいところも多くてボツになったんですけど、ゆくゆくはトライしたい」と宣言していた。

 単行本を発売するまで7年間かかった。長年、奮闘できた理由は「維持ですね。ファンのみなさんにMCで『俺は漫画家になる』と宣言していたんですよ。本気で言っていたんですけど、毎年のように言っていたので段々ほら吹き野郎みたいになって……。それがプレッシャーになって、そこまで言っちゃったら完成させる気しかないっていう気持ちでやっていましたね」と振り返った。

 その上で「メンバーに許可無くメンバーのことを書いたこともあるので、『あいつは週刊誌か』ということもありました」とぶっちゃけた。

 今回の発売にメンバーの反応は「『おめでとう』と言ってくれましたね。初日に買ってくれたみたいで、愛があるなと思いました。よにのちゃんねるやTOKIOの城島君も『すごいなぁ』と褒めてくれたり」と声を弾ませた。

“先生”と呼ばれることについては「これが不思議で結構言ってくれるんですよ。こっちとしてもどういう反応をしたらいいのか分からなくて、苦笑いしています。うれしいすけど……」と複雑な心境を明かした。

 山田君というキャラクター名についても「名前はほとんど気にしていなくて、覚えやすいというか。山田君が1番しっくり来て。かつ実写化する1%でも可能性があるなら、主人公はHey! Say! JUMPの山田君にお願いしようかなと(笑)。1%の奇跡を願って考えています。ネームの段階では“山田涼”でした。一応、先輩にあたるので、本当に実写化になった場合はちゃんと先輩風を吹かせようかな」といい、笑いを誘っていた。

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