早見あかりは「太陽のような存在」 SNSで話題のドラマ『めぐる未来』の担当Pが語る撮影秘話
俳優の萩原利久主演、早見あかり共演の連続ドラマ『めぐる未来』(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)の第2話が25日に放送された。初回放送後にはSNSでは数々の考察があがるなど盛り上がりを見せている。同ドラマのプロデューサーを務める山本晃久氏に撮影の裏側を聞いた。
萩原の撮影中に「フードに鳩が入ってきたことも」
俳優の萩原利久主演、早見あかり共演の連続ドラマ『めぐる未来』(読売テレビ・日本テレビ系、木曜午後11時59分)の第2話が25日に放送された。初回放送後にはSNSでは数々の考察があがるなど盛り上がりを見せている。同ドラマのプロデューサーを務める山本晃久氏に撮影の裏側を聞いた。
同ドラマは「愛する妻はなぜ死んだのか?」を巡って物静かな男が“病の力”で妻を救おうともがく、新感覚タイムリープ・サスペンス。初回放送後、妻の転落死について、「みんな怪しすぎて予想つかない」「誰が犯人か気になって仕方ない」「すごいハラハラした」といった反響の声がSNSに上がっている。
山本氏は「ドラマ自体は、何度もめぐるが死んでしまう、というシリアスな内容ではありますが、現場は明るくて活気に満ちあふれています。スタッフの行いがいいのか、天気には本当に恵まれていて、すごく順調に撮影が進んでいます。印象的な撮影として、年末の海岸のロケで、アクシデントで撮影するものがなくなってしまった日があったのですが、あまりに天気が良くて風もない絶好のコンディションだったので、急遽未来に出会った頃のめぐるのカットを撮ることにしたのですが、これが最高にいい画で、物語にかかせないシーンになりました」と撮影現場の様子を紹介した。
さらに、「萩原さんと早見さんは、撮影の合間には夫婦としての関係性が深まるようにコミュニケーションを密にとられていて、その姿がまさに未来とめぐるのキャラクターに重なって見えます。萩原さんは朝が極端に弱く、ぼんやりしながら現場にやってくるのを早見さんが気合いを入れる、というのがルーティンですね。萩原さんはほんわか現場が優しくなる空気感を持っていて、公園での撮影中に上着のフードに鳩が入ってきたこともありました。まさかの出来事にその場にいた役者もスタッフも笑顔になりました」とほのぼのとした裏側を明かした。
萩原については、「物静かな役柄のイメージを持っている方が多いかもしれませんが、今回は最愛の妻を救うなかで、感情を大きく爆発させるシーンがたくさんあり、日々の撮影の中で、萩原さんの今まで知らなかった側面を発見しお芝居に昇華させていますので視聴者の皆さんには、そうした萩原さんの新しい魅力を見て頂ければと思っています」とコメント。
また、早見については「本当に太陽のような存在で、現場に来られると現場がパッと明るくなりますので、いるかいないかでずいぶん現場の雰囲気も違うと思います。もう一つ早見さんのすごい所は、めぐるのキャラクターを体現しているところですね。めぐるの発言の中には、漫画なら成立するけど、実際に生身の人間が言ったら『そんなこと言う?』と引いてしまうものが結構あり、私たちはどう見えるのだろうかと不安に思っていました。ですが、その悩みは一瞬で吹っ飛びましたね。早見さんがセリフを発すると、違和感なく受け入れられて、そこは早見さんでなければ成立していなかったと思います」と絶賛した。
そして、「また今回ドラマの監督を務める久万監督とは、クランクインした頃は特に、それぞれのシーンでどういうテンションでお芝居をするかを細かく確認していました。萩原さんと久万監督は以前にも一緒に仕事をしたことがあるので関係性も抜群でした。これからますます久万監督と二人がどんな作品にしていただけるのか楽しみです」と相性の良さに太鼓判を押した。
山本氏は「めぐるの死が自殺ではなく、何者かに命を狙われていたことが分かり、未来はあらためてめぐるの職場の人間の中に犯人がいるのではと疑惑を向けます。めぐるの親友だった干支ゆりかに協力を頼み、犯人を炙り出そうと動き出すのですが、未来の思惑通り事は進むのでしょうか。これからさらに未来は過去へループすることで、様々な出来事に翻弄されていきます。一体、未来は何度過去へ戻るのか? めぐるは何度殺されるのか? 犯人は誰なのか?そして、未来はめぐるを救うことはできるのか? 何回も番組を見て頂き、考察しながら楽しんでいただければと思います」と見どころを説明した。
記事提供:読みテレ(https://www.yomitv.jp/)