本田仁美、AKB48卒業公演に矢吹奈子も緊急参戦 「ひぃちゃん」コールに感極まり涙声に
アイドルグループ・AKB48の本田仁美が26日、横浜市のパシフィコ横浜国立大ホールで「本田仁美卒業コンサート~夢と希望に満ちた道~」と題した公演を開催し会場に集まったファンに感謝のパフォーマンスを届けた。
「また皆さんの前でダンスや歌を披露できたら」新たな飛躍を誓う
アイドルグループ・AKB48の本田仁美が26日、横浜市のパシフィコ横浜国立大ホールで「本田仁美卒業コンサート~夢と希望に満ちた道~」と題した公演を開催し会場に集まったファンに感謝のパフォーマンスを届けた。
公演冒頭、大スクリーンに映し出された映像で本田は激しいビートの音楽に合わせて飛躍するなど新たな出発を表現するストーリーを展開。その後、腰まで伸びたピンクシルバーのロングヘアをなびかせながらセクシーな短パン姿でダンスナンバーの『涙の表面張力』を熱唱すると会場のボルテージは一気に全開し熱気に包まれた。
ダンスが得意の本田らしい元気いっぱいのステージが続いた後、中盤には日韓合同ガールズグループ・IZ*ONE(アイズワン)メンバーとして一緒に活動した元HKT48の矢吹奈子が登場。2人で『必然性』をエネルギッシュにデュエットしファンを沸かせた。また、TBS系『ラヴィット!』(月~金曜前午前8時)で共演しているお笑いコンビ・ニューヨークとインディアンスが駆け付けて本田とお笑いステージを披露した。また、AKB48の卒業生である小嶋陽菜、川栄李奈、野呂佳代からビデオメッセージも寄せられた。
本田は2014年に行われた「AKB48Team8 全国一斉オーディション」に栃木県代表として合格し12歳で加入。18年からはグループ活動から離れて、日韓合同オーディション番組『PRODUCE48』に参加して最終メンバーに選ばれ、IZ*ONEとして18年10月29日から21年4月29日までの2年6か月の期間限定でグローバルに活躍。同グループ解散後の同年5月にAKB48に復帰した。IZ*ONE時代は海外でも公演したことからこの日の会場には韓国や中華圏からのファンも多数駆け付けた。
デビューから10年の節目でAKB48を卒業する本田。ニックネームである「ひぃちゃん」コールが沸き起こる中、アンコールでは韓国から生地を取り寄せて作った白と水色の豪華ウェディング風ドレス姿で登場し『泣きながら微笑んで』を熱唱。アンコールとして4曲披露し感極まって涙声になりながら「私は歌って踊ってこうして皆さんから応援を受けることが一番幸せを感じますし、自分の大好きなことなんだと感じました。挑戦することはこわいことでもありますが、皆さんの応援と少しの勇気で想像もできないくらい広くて美しいものを見られることを皆さんが教えてくれました。皆さんが咲かせてくれたこの花を、枯れさせたくはないです。10年間、皆さんはどんなときも私の夢と希望でいてくださりありがとうございました」と前を向いた。
本田は28日に東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行いAKB48の活動を終える。今後については「やりたいことがたくさんあります。少し充電期間を置いてからまた皆さんの前でダンスや歌を披露することができたら」と新たな活躍を誓った。ステージでは韓国語や中国語でもファンに感謝の言葉を送っていた。
終演後、本田は囲み取材に対応。22歳というお年頃であることから卒業後の恋愛解禁や結婚願望について聞かれると「周りでも結婚されている方が多くてすてきだなと思いますが、自分はまだ、と思っています」と自身の夢を優先する意向。再びアイドル活動を行うことについては「そういう姿を求めてくださる方がたくさんいらっしゃればぜひ挑戦したい。自分の可能性を試したい」とグローバルなアイドル活躍をうかがわせた。