木梨憲武、初の自伝本に謙遜「高卒の文なので」 とんねるず結成秘話や冠番組裏側を明かす
とんねるずの木梨憲武が27日、都内で「みなさんのおかげです 木梨憲武自伝」発売記念会見を行った。詰めかけた報道陣に対し、同作にまつわるトークを展開した。
「まぁあれが精一杯」と笑顔
とんねるずの木梨憲武が27日、都内で「みなさんのおかげです 木梨憲武自伝」発売記念会見を行った。詰めかけた報道陣に対し、同作にまつわるトークを展開した。
同書は、歌手、アーティスト、俳優、司会者として幅広い分野で活躍する木梨の初の自伝。自身の生い立ち、とんねるず結成秘話、家族と結婚、テレビバラエティーの栄枯盛衰、フジテレビ系バラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』の最終回の裏側まで語り尽くす。とんねるずと旧知の仲である元フジテレビアナウンサー・牧原俊幸がナレーションを務めるテレビCMも放送中。
「なんか、自分の生まれてから、1か月前くらいまでのことが、こういう記録を、自分の思い出の作文がこういう形になりました」とあいさつ。今作の出版の経緯について「本当は『60歳の還暦の記念にいかがですか?』というお話をいただいた。自分が取材される側じゃなくて、自分が、昔の思い出を取材しながら、そして昔を思い出しながら。それが1年ちょっと半くらいあった。本当は還暦の記念に、ということもあったんですが、このタイミングになりました」と話した。
発売1日で重版が決定するなど売れ行き好調だが、でき上がりは「どうでしょう。まぁ、高卒の文なので。大学行っていればよかった。もうちょい文歴があればよかったなと思う。もっとすてきな言葉でメッセージを伝えられたらなと思ったんですけど、まぁあれが精一杯」とほほ笑んだ。