79歳・村井國夫、初愛車は誰もが憧れた国産スポーツカー 免許取得は“遅咲き”の33歳
俳優の村井國夫(79)がBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(土曜午後9時)の27日放送回に出演する。
『おぎやはぎの愛車遍歴』で過去を赤裸々告白
俳優の村井國夫(79)がBS日テレ『おぎやはぎの愛車遍歴 NO CAR, NO LIFE!』(土曜午後9時)の27日放送回に出演する。
中国・天津に生まれた村井。母は子ども5人を連れて帰国し、佐賀県で過ごすなど、都会育ちのイメージとは真逆の少年時代を送ったという。当時は米軍のジープが街中を行き交い、米兵たちにお菓子をねだる日々だった。
クルマとの出合いは意外に遅く、免許を取ったのは33歳のとき。それまでは妻で俳優の音無美紀子の運転する車で移動していたという。ゴルフや麻雀に行くのも、音無が運転。妻の優しさに甘えていた自覚はあるようで、矢作兼から「最低ですけどね」と容赦なくツッコミを受けると、村井も「僕はホント最低ですよ」とボヤいた。
音無との出会いのきっかけも赤裸々に告白。2人の関係を橋渡し的な役割を担ったのは、意外にも昭和の名優・地井武男さん。さらに、夏八木勲さん、前田吟、小野武彦、原田芳雄さん、林隆三さんら、同世代の俳優たちとの公私にわたるエピソードも披露。「遊んでばっかり。演劇の勉強なんかしてないんじゃないか? だからみんな下手です、芝居は。下手ですけど魅力的」など、軽妙なトークで、当時を懐かしむ。
そんな村井が手に入れた初愛車は日産・フェアレディZ。当時誰もが憧れた国産のスポーツカーだ。「やっぱり、カッコから入らないとね」と話しつつ、「ちょっと無理しましたね」とも打ち明けた。しかし、その後は一変して乗りやすさや安心感を重視したチョイスに変わっていく。38歳当時に乗っていたのは、メルセデス・ベンツ。長女が誕生したばかりで、「ベンツで良かった」と思える、“昭和芸能界あるある”な出来事を告白する。
『レ・ミゼラブル』のジャベール役を長年務めるなど、その伸びのある低音ボイスを活かし、ミュージカルスターとしても活躍した村井。愛車の中は、さながらレッスン場だという。「運転しながら発声練習、歌練習。もちろん、着くまでやってます」。長年、披露し続けた美声は、愛車の中で生まれたようだ。