北村一輝、舞台衣装の胸元が「どんどん開いて」 体鍛えて“露出”に備える
俳優の北村一輝が26日、都内で行われたミュージカル『王様と私』の製作発表会に共演する明日海りお、演出の小林香氏とともに出席した。
宝塚ファンの観劇も意識「老体にムチを打ちながら」
俳優の北村一輝が26日、都内で行われたミュージカル『王様と私』の製作発表会に共演する明日海りお、演出の小林香氏とともに出席した。
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1951年にブロードウェイで初演を迎えた『王様と私』は、1860年代のシャム(現タイ)が舞台。シャムの専制君主の王と、夫を亡くしたイギリス人家庭教師アンナが出会い、互いに信頼して世界を変えていこうとする姿を描く。日本では1965年に初演され、初代の王様を市川染五郎(現:二代目松本白鸚)、アンナを越路吹雪が演じた。
ミュージカル初挑戦となる北村は「(出演を)本当に渋りました。芝居だけやってきた自分にできるのか。歌の壁があった」とオファーに葛藤があったという。本番に向けて毎日ボイストレーニングを重ねており、「一人でカラオケに行く男になった」と明かした。
この日は役衣装で登場。小林氏から「予定よりも(胸元が)開いている」と指摘されると、「どんどん開いている。『あれ?』って」と苦笑いで、「急に言われてもいいように覚悟している。舞台は人様の前に立つので、少しでもいいように本番まで引き締めたい」とさらに磨き上げるとした。
また、相手役の明日海が宝塚歌劇団出身とあって「会場には宝塚ファンの方もくる。宝塚ファンの方はきれいなものを見ているから、あまりみっともない姿だとドン引きされるんじゃないか。ヒヤヒヤしているんです(笑)。老体にムチを打ちながら頑張ります」とコメントして笑わせた。
北村と明日海は、昨年末に実施されたビジュアル撮影の際に初対面。北村は「どうしましょうかと意見を話し合った。人生を変える作品にしたいねと話していた。ぶつかれるだけぶつかって、お客さんの前でいいものを作れる空気にしたいと熱く語りましたね」と初対面から作品に関して熱く討論を繰り広げたことを振り返った。
本作は4月9日から30日まで東京・日生劇場にて、5月4日から8日に大阪・梅田芸術劇場メインホールにて上演される。