松本人志からの提訴を受け、週刊文春編集部が声明「一連の報道に自信、委縮することなく報じてまいります」
お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が22日、性的行為強要疑惑を報じた週刊文春の発行元である文藝春秋社に対し、名誉毀損による損害賠償と謝罪広告の掲載などを求め、東京地裁に提訴した。これを受け、週刊文春編集部は同日、インターネットメディアの文春オンラインを通じてコメントを発表した。
松本は「およそ『性加害』に該当するような事実はない」と主張
お笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が22日、性的行為強要疑惑を報じた週刊文春の発行元である文藝春秋社に対し、名誉毀損による損害賠償と謝罪広告の掲載などを求め、東京地裁に提訴した。これを受け、週刊文春編集部は同日、インターネットメディアの文春オンラインを通じてコメントを発表した。
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「一連の記事には十分に自信を持っています。現在も新たな告発者の方々のお話をうかがい、慎重に裏付け取材をしております。提訴によって委縮することなく、今後も報じるべき事柄があれば、これまで通り報じてまいります」
松本は同日、所属する吉本興業を通じて提訴を公式サイトで発表。同社は「当社所属タレント 松本人志の代理人弁護士より、本日、令和5年12月27日の一部週刊誌報道に関し、訴訟を提起した旨の連絡を受けましたので、お知らせ致します」とし、松本の代理人によるコメントも掲載した。
「提訴のお知らせ 本日、松本人志氏は、株式会社文藝春秋ほか1名に対して、令和5年12月27日発売の週刊文春に掲載された記事(インターネットに掲載されている分も含む)に関し、名誉毀損に基づく損害賠償請求及び訂正記事による名誉回復請求を求める訴訟を提起いたしました。今後、裁判において、記事に記載されているような性的行為やそれらを強要した事実はなく、およそ『性加害』に該当するような事実はないということを明確に主張し立証してまいりたいと考えております。関係者の皆様方にはご心配・ご迷惑をお掛けいたしますが、ご理解のほどよろしくお願い申し上げます」
松本をめぐっては、昨年12月末発売の週刊文春が15年の一般女性への性的行為強要疑惑を報じ、吉本興業が同日に報道を全面否定した。今月8日には、松本が裁判に注力するため、当面の活動を休止することを発表していた。