古川琴音、リアル首絞めを謝罪 松大航也「気持ちよかったです」

俳優の古川琴音が19日、都内で行われた主演映画『みなに幸あれ』(1月19日より全国順次公開)の公開記念舞台あいさつに、松大航也、下津優太監督とともに登壇した。印象的な撮影シーンを問われて古川は「一つ、松大君に謝りたいことがありまして……」と切り出した。

舞台あいさつに参加した松大航也と古川琴音【写真:ENCOUNT編集部】
舞台あいさつに参加した松大航也と古川琴音【写真:ENCOUNT編集部】

「私、一生懸命やってて」

 俳優の古川琴音が19日、都内で行われた主演映画『みなに幸あれ』(1月19日より全国順次公開)の公開記念舞台あいさつに、松大航也、下津優太監督とともに登壇した。印象的な撮影シーンを問われて古川は「一つ、松大君に謝りたいことがありまして……」と切り出した。

 古川が言及したのは、自身が演じる主人公の幼なじみを演じた松大と対峙(たいじ)するシーン。「(松大の)首に手をかけるシーンで、私、一生懸命やってて、首を絞めている演技をしていると思ったら、本当に絞めていたらしくて……(笑)。何回もやったんですけど、全部を撮り終わってから、松大君が『首絞めてましたよ』とこっそり教えてくれました。ごめんね」と平謝り。

 松大は「ぜんぜん大丈夫です。気持ち良かったです」と言い切り、会場の笑いを誘った。「古川さんも本気でやられてますし、僕も『できたらいい作品にしたいな』という気持ちが強いので。最初はでもけっこう弱かったんです。弱かったので『もっと来いよ!』くらいの気持ちでいたんですよ。『本当にもっと来いよ!』と自分でも近づけているつもりでいたら、終盤マジで絞めてきて(笑)。そのときは『……うん?』と思いましたけど、でもこうやって謝って頂いたので大丈夫です」とほほ笑んだ。

 同作は、一般公募フィルムコンペティション「日本ホラー映画大賞」の大賞受賞作品の映画化第1弾作品。同賞を受賞した下津監督が原案・監督を引き続き担当し、清水崇が総合プロデュースを務めた。

 とある村を舞台に、この世界の特異な成り立ちに疑問を持った古川演じる主人公が行動を起こすも、逆にどんどん追い込まれていく。「この世界にはある法則が存在する。それを知らないと死ぬことになる…。」という得体の知れない恐怖と対峙(たいじ)していく様を描く。

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