瀬戸内7県を拠点とするアイドルグループ「STU48」は、新型コロナウイルスによる苦境を乗り越え、グループ結成4年目となる2020年のさらなる飛躍を目指す。課外活動ユニットがリニューアル＆再始動となり、2期研究生も妹ユニットとして初参加するなど新たな一歩を踏み出したなか、メンバーは今どのように過ごしているのか。今後挑戦したいことを含めて紹介していく。

　愛くるしいキャラクターの峯吉愛梨沙は、いつも元気で周囲に笑顔をもたらすグループのマスコット的な存在。“パリピ”な一面も持つ無尽蔵なエネルギーは、ステージ上でも威力を発揮する。5歳から習っていたダンスはほかのメンバーにも負けない堂々とした力強さを誇り、パフォーマンスに特化した課外活動ユニット「STUDIO」においても重要な位置付けを担う。

　また、大好きな歌のポテンシャルも非常に高い。2019年10月に開催された第2回AKB48グループ歌唱力NO1決定戦では総勢135名のなかで上位20名による決勝大会に進出し、最終的にファイナリスト8名入りを果たすなど、強烈なインパクトを残した。副キャプテンの福田朱里が、「あの可愛い見た目とほんわかした雰囲気なのに、ダンスも歌も全部バキバキにこなすから凄い」と語るように、オールマイティーさとギャップも峯吉の大きな武器だ。

　普段からどんな服も着こなし、いろんなアイテムを取り入れるなど独特なファッション感覚を持つ峯吉は、2019年11月に開催された「広島ファッションウィーク」に参加。今後、中高生のファッションリーダーとして多くを発信していけるように、さらにセンスを磨いている。

「最近犬を2匹飼い始めたので、ワンコちゃんたちにすごく癒されています。私の言うことをちゃんと聞いてくれる子になるように、しつけを頑張っています。みなさんが驚くような特技とか趣味があったらいいなと思ったので、ずっとやってみたかったことにチャレンジ中です。いつか披露できるようになったらいいなと思います」

　15歳ながら芯が強く努力を怠らない峯吉は、自分の今後についてもしっかりと考えを巡らせている。

「より良いパフォーマンスをできるように、ボイトレ・個人のダンスレッスンを受けています。特にダンスに関しては、大人な一面を見てもらえるようにさまざまなジャンルに取り組んでいます。メイク・ファッションも好きなので、今後お仕事に関わっていくために、美容の歴史やカルチャーについて勉強を始めました。ウオーキングレッスンも経験して、いつかモデルのお仕事にもチャレンジしていきたいです」

　今年高校生となり、今がまさに伸び盛りの峯吉。周囲の期待を超える成長曲線を描いていくに違いない。

□峯吉愛梨沙(みねよし・ありさ)、2004年9月2日生まれ、広島県出身。STU48 1期生。常に元気100％、人前で涙を見せず、周囲に笑顔をもたらす天性の愛されキャラ。得意のパフォーマンスに磨きをかけるべく、ボイトレ、個人ダンスレッスンの努力も欠かさない。自粛期間中に始めたドラムがマイブームで、新たに飼い始めたトイプードルのロニーちゃんとチャビーくんを目下、溺愛中。ニックネームは「ありちゃん」。