宮藤官九郎、新ドラマで令和時代のコンプラに“問題提起”「なんでダメなのか考えなくなっている」

TBS系の新連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(26日スタート、金曜午後10時)の制作発表会見が19日、都内の同局で行われ、脚本を担当する宮藤官九郎をはじめ、主演の阿部サダヲ、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、吉田羊が登壇した。

制作発表会見に出席した宮藤官九郎【写真:ENCOUNT編集部】
制作発表会見に出席した宮藤官九郎【写真:ENCOUNT編集部】

阿部サダヲは宮藤官九郎脚本で民放ドラマの主演は今回で初

 TBS系の新連続ドラマ『不適切にもほどがある!』(26日スタート、金曜午後10時)の制作発表会見が19日、都内の同局で行われ、脚本を担当する宮藤官九郎をはじめ、主演の阿部サダヲ、仲里依紗、磯村勇斗、河合優実、坂元愛登、吉田羊が登壇した。

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 昭和のおじさん・小川市郎が、ひょんなことから1986年から2024年の現代へタイムスリップし、令和では“不適切”なコンプライアンス度外視の発言を炸裂。コンプラで縛られた令和の人々に考えるキッカケを与えていく、宮藤脚本の“意識低い系タイムスリップコメディー”。

「僕らの世代が見て笑えるコメディーを作りたいというのが元々の発想」だったという宮藤。昭和から令和にかけて「いろんなことがダメって言われるようになった。ドラマのサブタイトルも毎回『◯◯しちゃダメですか』なんです。ダメって言葉で終わりにして、なんでダメなのか考えなくなってきていると実感した」といい、「1話のサブタイトルが『頑張れって言っちゃダメですか』なんですが、『頑張れ』としか言われてこなかった我々が『なんでダメなの?』と問いかけすることで、考えるドラマにしたい」と問題提起する作品にしたいと語った。

 主演の阿部と宮藤、番組ディレクターは1970年生まれの同い年。「打ち合わせは『それは85年です、86年にはない』とかマウントの取り合い。それが面白い(笑)」と紹介し、この日ドラマ1話を視聴した若者世代の好感触を見て、「若い人たちに見てもらえるのか不安だったけど、大丈夫そう」と手応えを感じていた。

 数々のクドカン作品に出演している阿部だが、宮藤脚本で民放ドラマの主演は今回で初となる。「うれしかったです。台本を読んだらすごいなって。最初のセリフがすごいんです」といい、「楽しいドラマが出来上がったんじゃないか」と胸を張った。

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