63歳・エスパー伊東さんの死因は「てんかん重積」 所属事務所「入退院を繰り返しておりました」
お笑いタレントの故エスパー伊東(本名・伊東万寿男=いとう・ますお)さんの所属事務所は19日、伊東さんの死因は「てんかん重積(じゅうせき)」だったと明かした。伊東さんは63歳だった。
2018年末をもって活動休止、晩年は老人ホームで生活
お笑いタレントの故エスパー伊東(本名・伊東万寿男=いとう・ますお)さんの所属事務所は19日、伊東さんの死因は「てんかん重積(じゅうせき)」だったと明かした。伊東さんは63歳だった。
訃報は16日に伝えられていたが、所属事務所が初めて公式に発表した。
「エスパー伊東(本名・伊東万寿男)は、長期にわたり施設にてリハビリ療養しており、入退院を繰り返しておりましたが、令和6年1月16日(火)に、てんかん重積(じゅうせき)のため、医療機関にて逝去いたしました。皆様からの生前の御厚誼を賜りまして感謝申し上げます。謹んでお知らせ申し上げます。なお、お別れの会などは未定です」
「てんかん重積」とは、てんかん発作・けいれん発作が5分以上続いたり、短い発作が反復したりすること。発作が1度終わっても意識が戻らずに繰り返す場合は「てんかん重積状態」で、「その間の意識の回復がないまま30分以上続く状態」とされている。
伊東さんは2018年末で芸能活動を休止。理由は「右変形性股関節症」だった。その後、多発性脳梗塞を発症した。収入が途絶えたことから生活保護を受給し、老人ホームで生活。入退院を繰り返していた。