綾野剛、X JAPANの名曲『紅』の魅力語る「いろいろな歌い方を受け止めてくれる」

俳優の綾野剛が18日、都内で行われた映画『カラオケ行こ!』公開記念イベントに齋藤潤、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、山下敦弘監督と共に出席した。

公開記念イベントに出席した綾野剛【写真:ENCOUNT編集部】
公開記念イベントに出席した綾野剛【写真:ENCOUNT編集部】

映画『カラオケ行こ!』公開記念イベント

 俳優の綾野剛が18日、都内で行われた映画『カラオケ行こ!』公開記念イベントに齋藤潤、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、山下敦弘監督と共に出席した。

 本作は、和山やまの人気コミックを実写映画化。ある事情から歌をうまくならなければいけなくなったヤクザの成田狂児(綾野)が、合唱コンクールの強豪校・森丘中学校合唱部部長の岡聡実(齋藤)に歌の指導をお願いする姿が描かれる。

 日本最大級の大きさを誇るカラオケルームがある「カラオケまねきねこ」渋谷本店で行われたイベント。先週の公開後、大きな反響があったようで、綾野は「公開前から楽しみにしてくださっているのは感じていたのですが、公開されてから感想をいただいて、温かい気持ちにしてもらっています」と語る。

 劇中、綾野はさまざまな曲を歌うが「『紅』のことしか考えていなかった」とX JAPANの名曲「紅」について触れると「僕が演じた狂児が考えるすべての愛と情念、敬意、礼節を込めている。僕自身も『紅』を初めて聞いたときの衝撃は覚えています」と綾野自身にとっても「紅」という曲のインパクトが大きかったことを明かしていた。

 さらに綾野は「練習でたどり着けるのには限界があるので、『紅』を聴き続けることはもちろん、どこにシンパシーを感じたのかを考えていました」と役作りについて触れると、イベント会場では、綾野の歌唱シーンが流れる。綾野は「気まずいな」と苦笑いを浮かべつつ「曲がいろいろな歌い方を受け止めてくれる。どんな風に歌っても『紅』になる」と曲の偉大さを述べていた。

 綾野は「無事公開しまして、いろいろな方に作品を愛していただけています」と感謝を述べると「青春の一言では表現しきれないテーマがあるのですが、ここまでたおやかな作品になるとは想像できなかった。映画に関わった皆さんに感謝したいです」と語っていた。

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