小池徹平、鈴木おさむ氏の引退作に全力「視聴者の人にどう思われようが、おさむさんが笑ってくれればOK」
俳優の小池徹平が、このほど都内で行われたテレビ朝日系連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(土曜午後11時30分)のスペシャル対談公開収録に参加した。主演の伊藤淳史、3月31日で放送作家を廃業する鈴木おさむ氏と並び、小池は鈴木氏の地上波連ドラ最終作品に参加した思いを語った。
「1回もカットせずに、一字一句全部言いました」
俳優の小池徹平が、このほど都内で行われたテレビ朝日系連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(土曜午後11時30分)のスペシャル対談公開収録に参加した。主演の伊藤淳史、3月31日で放送作家を廃業する鈴木おさむ氏と並び、小池は鈴木氏の地上波連ドラ最終作品に参加した思いを語った。
小池が10代の頃から付き合いがあるという鈴木氏は「デビューした後で初主演作品だったじゃないですか。僕の今の芸風とはまったく(違う)……(笑)」と笑みを浮かべ、小池も「『あれ、おさむさんだっけ』と思うような感じですよね」と共感した。
小池は、過去に鈴木氏の作品に出演した際、とあるせりふを自らカットしたという。しかし、最終回の打ち上げ時に、自らカットしたことを後悔していると鈴木氏に伝えたとのこと。当時のことを鈴木氏は「『もう、おさむさんの作品では、絶対にノーは言わない』って言ったんだよね」と振り返り、「言ったから、(同作品の脚本は)好き勝手に書いた!」と言って笑わせた。
小池のせりふについて、伊藤は「僕には言えないようなせりふを台本通りに全部言ってましたね」と回顧。小池は「1回もカットせずに、一字一句全部言いました」と胸を張った。
鈴木氏の最後の地上波連ドラに出演したことについて、小池は「おさむさんとは10代から付き合いがあります。おさむさんの最後に参加させていただいたのが本当にうれしくて」と喜び、「自分のできることを全部出したい。視聴者の人にどう思われようが、おさむさんが笑ってくれれば、それでOKくらいで。おさむさんのためだけに芝居をしたというのが、自分の中にありまして。おさむさんが最後にこれで笑ってくれればOKです!」と思いを明かした。
同作品は、漫画家・大竹玲二氏による漫画『離婚しない男』(講談社ヤングマガジンKC)を原作にドラマ化。大手新聞記者の社会部エース記者・岡谷渉(伊藤)は、妻・綾香(篠田)の不倫を目撃し離婚を決意する。娘の親権を獲得するために準備を進めるが、相談した敏腕弁護士から「父親の親権獲得率はわずか1割」という現実を突きつけられる。渉は、相棒となった探偵の男(佐藤大樹)とともに、妻の不倫の証拠集めにいそしみ、親権獲得を目指す。